
ちょこれーと*
@5_ogd
2025年8月4日

オズの魔法使い
ライマン・フランク・ボーム,
河野万里子
読み終わった
旅の一行にはそれぞれ得たいものがある。それを手に入れる為に偉大な魔法使いに会うため旅に出る。
かかしは脳みそを、ブリキは心を、ライオンは勇気を得るために。
みんな支え合って生きている。足りないものを補いながら、助け合いながら、生きている。それぞれが気づいていないだけで、関わり合いの中で欲しいものはすでに手の中にあるのだと教えてくれる。
「毎日毎日、あんたはいろんなことを学んでいる。脳みそなら赤んぼうにだってある。でも赤んぼうは、あんまりなにも知らないだろう。知識を授けてくれるのは、経験だ。そしてその経験は、あんたがこの世で生きていけばちくほど、手に入る」
「あんたに必要なのは、あとは自信だけだ。危険を目の前にしてこわがらない生きものなど、どこにもいやしない。本物の勇気というのは、こわいと思いながらも危険に立ちむかうことだよ。」
「そもそもこころをほしがるというのがまちがっている。心というやつは、むしろたいていの人を不幸にしてしまうんだ。それさえわかれば、心がなくてよかったと思うよ」


