
gato
@wonderword
2025年8月4日
Love Letters: Vita and Virginia
Virginia Woolf,
Vita Sackville-West
まだ読んでる
233pまで。1930年にヴィタがノールからシシングハーストへ越すと二人は徐々に疎遠に。ヴィタが敷地に籠りがちになり、逆にヴァージニアは海外を飛び回るようにもなって二人の関係値が逆転する。
ヴィタが造園した有名なシシングハーストの庭は、きっとノールを相続できなかった彼女の思いが詰まっているのもあって、ヴァージニアも初めはいたく感激したようなのだが、その後庭作りに情熱を見いだしたヴィタとヴァージニアはどうしても話が合わなくなってしまったようだ。
久しぶりに会ったヴィタはindolent country ladyになっていた、ヴィタと私の友情は終わった、と書かれた35年の日記は言葉はシンプルだが強烈だった。"And there is no bitterness, and no disillusion, only a certain emptiness."。でもここで終わりじゃなかったのだ。
