5月
@yacchi5
1900年1月1日

正欲
朝井リョウ
読み終わった
朝井リョウの斬り込み方にはいつもやられる。
マイノリティ側の人への目線がフラットで、過剰に肩入れするわけでもなく、だからといって「自分、マジョリティ側なんで!」という姿勢でもない。
多様性を受け入れよう、なんていうのは所詮きれいごとであって現実的ではない。
上っ面だけで語る多様性とかLGBTQとか、そういうのはおなかがいっぱい。
どうしても受け入れられないものが目の前にあらわれた時、あなたならどうするの?と突きつけてくる本だ。
