正欲
185件の記録
むくげ@hachisu_no_flower2026年3月8日読み終わった読んでいて、作者の世間に対する俗にいう"解像度の高さ"が伺えた。あまりにリアルで、煮詰めた闇の中にこちらまで引きずり込まれそうな感覚を覚えた。辻村深月『傲慢と善良』を読んだときと似たような感じがする。確か解説を朝井リョウが担当していた。 結局のところ、作中で何かしらが解決するようなこともなく、むしろもやもやと闇に包まれたまま物語が終わってしまった。わたしたちは主題である"多様性"に対する材料だけを与えられ、どう思いましたかと感想を求められている気分になる。何が正しいのかは判断できないが、誰しもが誰かの持つマイノリティに加害的である側面があることだけは忘れないように心がけたい。 性欲の対象が水であることについて、その柔軟性や影響の受けやすさなど、主題を投影しやすいことから選択されたのでは、とも思う。

なこ@nonbibiri752026年3月6日借りてきた積読中Xの相互さんがいいと言ってたので、初めてエッセイ以外の朝井リョウを読もうと思って借りてきました。大体貸出中なのに今日たまたま在架でした。タイミングいい!✨ (この投稿は読了後に消えます。新規に感想を書くので)




やっぴー@kannatengben2026年2月28日読み終わった確かに「多様性」って、異性愛者がそうでない人たちを”受け入れる”っていう無意識的な優越感の下で出てくる言葉だね。自分が想像できない嗜好が世の中にはたくさんあるんだから、それを理解しようとするよりも、出会った時に拒絶しない姿勢が最善なんだろうけど、難しいよね〜


おもち@suna162026年2月17日読み終わった非常に重たい。読むのにだいぶ時間かかった。 「正しさ」が生みだす「正しくなさ」。 理解はできなくても、想像すること。 忘れたくない。読んでよかった。 いつだってまとも側の岸にいたいと思ってしまう自分自身の正欲の強さに気付かされた。



笹@sao2mb2026年1月29日読み終わった借りてきたすごい本だった。 何を食べて何を見て生きていたらこんな本が書けるのか まず構成がうまい。冒頭に週刊誌記事を持ってくることで1つの終点に向かって話が進んでいくのが分かっているので、読んでて居心地が悪い。でもページをめくらせる物語の引力がすごかった 疎外されているつもりが疎外していて、受け入れているつもりが弾いていて、人間どっち側にいるのかなんて不確かで流動的。性癖という内面の問題もそうだけど、外国人とか障害者とか高齢者への差別的な思想とか、安楽死を認めるか否かとか、他人の生の線引きをすることは例外なく自分の生の線も引くことだと覚えておかなくちゃいけない。今日の誰かをいてもいいも思うことは、明日の自分もいていいと思うことだ なんやかんや言っても結局わたしもマジョリティの中を生きてるし、それでマジョリティの奴らは〜なんて言われても普通にムカついたし、多様性なんて結局他人に無関心でいることでしか守られないのでは?とも思う。お前も私も正しいかなんてわからないんだから、ヒトのことにいちいち目くじら立てんなよ、しか言えない。これも内心の自由


- なお@nao_702026年1月28日読み終わった多様性、マイノリティ、LGBTQ、ポリコレ。一種の流行のような風潮に、「悪い流れではないはずなのに拭いきれない違和感はなんだろう」と思っていたことのひとつの答えがあった。 体験したり知識を得たりしたことの範囲内でしか人は判断ができないので、視野を広く持ち自分や世の中の考えを過信しないことでしか、回避できないのかもしれない。 悲しく苦しい展開だったけれど、「いなくならないから」に希望を見出せたことが救い。胸がギュッとした。







てぃ@bookt2026年1月24日読み終わった朝井さんの本って、面白かったとか楽しかったとかそういったのじゃなくて、語りかけられるというか考えさせられるというか、自分の固定概念をぐちゃぐちゃにしてくれる。 のうのうと生きてきたと思っていた自分にとって、いかに無意識に人を傷つけてきてたのか、自分の狭い世界の中でしか考えていなかったのかがわかる。 自分の知らない世界を知れる本は良いね。



てぃ@bookt2026年1月21日読んでる〜100p 早起きして1時間ほど。 多様化だね、とか、時代だね、って言う人は理解している風をみせて、見て見ぬ振りをしていることがよくわかる。 かといっても俺も価値観の違いだと一線引いているが。

ノリィ@norii2026年1月18日読み終わった自分が普段抱いている感情や思考が、とても浅いものであることをまざまざと感じさせられた。他人には簡単には理解できない心の奥底にあるもの。やるせない。圧巻の一冊でした。

解雇@kaik02026年1月14日読み終わった"何が正しいのか"を争点にマイノリティ側の生きづらさが語られていく 結局マジョリティが生きやすいとされるのは理解者が多いからなんだなと マイノリティである夏月と佳道はもう2人で生きていけるだろうし、マジョリティでも理解者を失った啓喜は孤独だ


- saori@sweetbox1042026年1月5日読み終わった面白かった。文章うま!と思った(プロに対して失礼なのはわかってるけどでもすごく思った)。 多様性とは。 マジョリティとマイノリティ。 わたしには想像もつかないようなものを抱えている人たちがいること。 わかってないことばかりだと感じた。 繋がり。 人との繋がりがなければ、明日死にたくないと思いながら生きるのは難しい。 “いなくならないからって伝えてください”





どみこ@kind01282026年1月3日読み終わった・矢田部、やってくれたな ・楽しいオフ会が、児ポに回収されてしまった……… 初回でこんなこと、ある?つらすぎ ・悟…もっかいやったんか______ ・「異性の性器に性的な関心があるのは、どうして自然なことなんですか」

たまご@reading-egg2025年11月18日じゅうぶん読んだ図書館で借りた多様性について、 「自分にはわからない、想像もできないようなことがこの世界にはいっぱいある。そう思い知らされる言葉のはずだろ。」 っていうのが印象的だった。多様性って安心するために使う言葉じゃないでしょ、って。 理解できないことをそのままにしておけるって、実はすごいことなんじゃないだろうか。 *** 自分の世の中の見方を揺るがすような小説を読んだ時にいつも感じることなんだけど、著者は怖くないんだろうか。作品を書くことで、他の人には見えない世界が見えていると、人に思われることが。 いくらフィクションだって、思い至らないことは書けなくて、その世界を作り上げられること自体が、人の常識から外れた思考を持っていることになる。怖くないんだろうか。 『コンビニ人間』と似ているって感想を見かけた。私、コンビニ人間は後味が悪くてすごく苦手だったんだけど、正欲は苦手じゃない。なんかすごいものを読んだ、って感じた。
成功者の味方は怠慢な他人@No_Read_No_Life2025年10月22日読み終わった借りてきた何故か私は普通を題材にした本にとても惹かれる。実際にこの本も普通についてより考えを深めさせてくれた。『コンビニ人間』が好きな人なら絶対この本も好きだろうなって感じる。 1700円

乖離@karu2025年10月20日読み終わったオーディオブック「いなくならないから」が救い。 多様性は遠くからみたら美しいグラデーションかもしれないけど、近くでみたらうぞうぞと蠢く有象無象の群だと思う。 綺麗事もどうしようもないキモさも社会には存在していて、それをさまざまな人の視点から巧みに描いていると思った。 オーディオブックで聴いていたので、耐え難い相容れない視点も飛ばすことができなくて良かった。 私という一人の人間にはさまざまな属性やレッテルが貼られ、私の中にはさまざまな趣味嗜好が存在するので、マジョリティなこともあればマイノリティなこともある。 登場人物のそれぞれに仮託された大小の属性や嗜好や苦痛に、私の中の明確に名付けられない属性や嗜好や苦痛が共感したり反発したりしてもやもやした。 SNSでレコメンドされたものばかり見ていると、このもやもやが「あなたはこういうものを好む」という大いなる力で先鋭化し、とげとげしていってしまうので、この小説を読めて良かったと思う。




ミオReads@hanamio032025年7月21日読み終わったAudibleで3か月近くかけて聞ききった(途中他の本を読んだり色々していた時間が多かった)。 文体が今風だからAudibleで聞くには聞きやすいんだけど、わたしだったらここは流し読みするな〜という文章もずっと聞いてなきゃいけないのがしんどい小説だったな。あと、小説の技法的にも多分字で読んだ方が面白かったかもしれない。でもAudibleだから最後までたどり着けた気もするので、それはそれ。 読後感(読んでないけど)は悪くなかった。「あそこでわたしが止めなかったから、まだ生きていられているのかもしれない」という締めが。誰とも繋がれていなかったんだろう生きていた結果のフジワラサトルの結末と比較して、特に。


- 読むjnko@jnkoyomu2025年7月4日読み終わったEテレの番組で朝井リョウさんが出ているのを観て、気になっていたのを思い出した。重い衝撃と、読まなければならなかった、これは、という気持ちと。
I.@spring_3172025年2月24日読み終わった読もう、観ようと思っていて何故か手をつけていなかった作品 今読んで良かった 最近私は「自分がいちばん不幸であると酔っている」人間に対して嫌悪感を抱いていた その感覚を「正欲」の中で紐解いてくれた気がする 正しさとはなにか 八重子と大也の言い合いになるシーンや啓喜と家族のすれ違い ただマジョリティとマイノリティを分ける、更にマイノリティの中で認められるものと認められないものにわけてしまうだけでなく、それを比較したり、ぶつけ合わせることですごく理解しやすく書かれている


Ellie@Ellie2024年6月1日読み終わった初めての朝井リョウ。 読んでからだいぶ経っているので細かなことは忘れてしまったけれど、覚えている点をいくつかメモ。 以下ネタバレあり。 全ての項目においてマジョリティに属し続けることは不可能に近く、もし実際にそうなったらそれはすでにマイノリティである、という説明にハァこの人賢いな、となった記憶。例えば、0.7×0.7×0.7はもうそれだけで0.34…で過半数に届かないという。(婚活であらゆる項目が「普通」の人は激レアであるみたいな) あと、もう名前も忘れてしまったけど、ダンスの上手いマイノリティの大学生の男の子の家に、地味な女の子が乗り込んでいって、彼のもう放っておいてくれよ、という論理をきちんと論破したところに目から鱗が落ちた。あの論理、破れるものだったんだ、と。 仮面夫婦(?)の二人が行為のまねごとをするシーンは微笑ましかった。 ちょっと気になったのは、水に魅力を感じるマイノリティの人たちが、小学生の男の子たちの水関連の動画を性的に消費していることが彼らのラストリゾート的な扱いである意味正当化されていて(ちょっと記憶間違っているかも?)、そのことの是非の言及がなかった点かな。
utatane@netemonemui22024年1月23日読み終わった学び!うぉぉぉぉーーーーーーーーーーーー、、、、 うわぁぁぁーーーーーーーーーーーー、、、、 ってなった。 自分の考えてきたこと・持ってる価値観・意見… ぜんぶがまるまるひっくり返されたというか、 ひっくり返されるというより、なんか、なんだろうな。 根こそぎ持って行かれてぜーんぶ無くなっちゃった感じ。 それで、新しい何かがどわっとこころに、あたまに、一気に 雪崩れ込んできた感覚。 自分が見てきたものも、柔軟性があるなって思ってた考えも全然違ってたんだな、柔軟性なんか微塵もなくて、なんなら結構偏見にまみれてたんだな、仮に偏見とまではいかなかったとしても、自分が知らない・交わることのない世界線があるかもしれない、そういうことをちょっとでも考えたことがあったかなって。 なかったなって。 "多様性"って言葉の持つ本当の意味、理解してなかったなって。 上辺だけを掬って使ってたな、考えてたな、って。 そんな感じのことを終始考えさせられながら読んだ作品だった。
momo@momo52023年11月28日読み終わった初めて朝井リョウさんの本読んだ。 この人は人の思考とか情景を文字で表すのが本当に上手だ。 関係ない一文に見えて、間接的に本質伝えてくるのなに??天才すぎませんか??と思ってしまった。 特に、「多様性とは都合よく使える美しい言葉ではない。自分の想像力の限界を突き付けられる言葉のはずだ。」に心打たれた。 多様性の時代だとは言われるけれど、その陰に隠れているもの、社会ではその感性はあり得ないと断罪されてしまうものが多くあると思い知らされた。 世の人々は皆、自分の感性は正しい、この欲は普通なんだと自他に言い聞かせ、確認し合っている。でも、普通とは何だろうか。 正しい欲と何なのか、多数派が全て正しいのか、分からなくなってしまった。自分では考えつかなかったものを、簡単に多様性の3文字で片付けてはいけないと思った。




- 🦆@dyslexia-kamo2023年8月5日読み終わったそれはもういろんな界隈でいろんな人が履修していたのできいた。あーあ、あーあって感じ。 後味は良くない、救いもない。好きか嫌いかでいうと何とも言えないけど、何かを感じ取る力があるのなら履修はしたほうが良い。生きづらいね、生きづらい。 ただ私は意外と臆病なので、この話を読んだ、好きだと公言するとなんらかを疑われるのではないかと考えてしまうね。そんな心配しなくても私は十分疑われる属性ばかりを纏って生活しているのに。
- もぐ@ohagi1900年1月1日かつて読んだピンと来なかった…。 私も出会い系アプリはDLしたことないししようと思ったこともない。 SNSは出会わない為にプロフィールは出鱈目にしている。 それが珍しい世界なのがもうSFのような気がしてる。
- Hisae@honyomuyo1900年1月1日読み終わった2021年に読んだ本。 岡山のイオンが出てくるのだが、そこを疑問も持たずくるくる回って生きていける人、というような表現がずっと心に残っている。朝井リョウはなぜこんなに岡山の地の人間の解像度が高いのか。


- 5月@yacchi51900年1月1日読み終わった朝井リョウの斬り込み方にはいつもやられる。 マイノリティ側の人への目線がフラットで、過剰に肩入れするわけでもなく、だからといって「自分、マジョリティ側なんで!」という姿勢でもない。 多様性を受け入れよう、なんていうのは所詮きれいごとであって現実的ではない。 上っ面だけで語る多様性とかLGBTQとか、そういうのはおなかがいっぱい。 どうしても受け入れられないものが目の前にあらわれた時、あなたならどうするの?と突きつけてくる本だ。


- 🎀@meitetsuwao1900年1月1日ついマジョリティでいることだけが正しく生きられることができると思ってしまいがちだしこの先もきっと無意識にそう思ってしまいそうになるけどそれだけが全てじゃないよなと考えずにはいられなかった。























































































































