mikechatoran "カーペンターズ・ゴシック" 2025年8月6日

カーペンターズ・ゴシック
カーペンターズ・ゴシック
ウィリアム・ギャディス,
木原善彦
旧訳版で読了。blueskyで訳者の木原さんから「"あとがき"であらすじを頭に入れてから読むといい」というアドバイスをいただいたので、その通りに読んだが、おもしろかったー 特にマッキャンドレスが語る大規模な陰謀の裏側と宗教右派については現代アメリカを見るようだった。それにしても、軽薄で独善的で金の亡者、マンスプレナーでもありモラハラ夫でもあるポールには辟易させられた(最後の変わり身も早いしw)。一方で意外にもリズは人物像が掴みにくい。/ 一読でよく読めたとは思わないが、再読の機会があったら改訳版の方で読んでみたい。
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