
菜穂
@mblaq_0825
2025年8月6日

新編 銀河鉄道の夜
宮沢賢治
読んでる
本のある暮らし
積読家
読書会すみれ
輪読会
輪読会にて
第16回 「ビジテリアン大祭」 P311~P348
前回急遽お休みしてしまったのでP311~P328まではひとり読み。
ビリジアン(ベジタリアン)の祭典「ビリジアン大祭」が開催されることになり、各国からビリジアンたちが集まります。
大祭に集ったのはビリジアンだけではなく、動物を食すことの必要性を唱える畜産組合の人々も。
いざ大祭が始まってみると、ビリジアン対畜産組合の討論大会となります。
討論し合う様が正に現代のSNSにおける縮図の様に感じれました。お互いの言っていることも分かるけど、極端過ぎて滑稽にも感じれるというか……
宮沢賢治の物語にしては少し内容が難く感じれもしますが、独特のオノマトペは相変わらず。可愛い。
宮沢賢治という人は本当に博識で、多才なかただということも改めて実感したのでした。
さて、ビリジアンと畜産組合の討論はどんな風に白熱していくのでしょう。
ただこの作品は未完ということなので結論は読み手の自分たちで折り合いをつけなければならなくなるのでしょうか。
いずれにしても次回が楽しみです。



