
imo
@imoimo
2025年8月7日

差別はたいてい悪意のない人がする
キム・ジヘ,
尹怡景
読み終わった
どんな人でも、ある面においてはマイノリティに属する人でも、別の面においてはマジョリティに属しうるし、別のマイノリティ性のある人を差別する可能性はある
差別や不平等は無くしていかなければならないが、どんな人でも加害してしまう可能性はあるから、みんなで気をつけて考えて、行動と意識を変えていきましょうよ、法律も世界も変えていこうよ、という本
アメリカや韓国の判例や社会運動だけでなく、韓国での差別加害行動の現状を知ることが出来て大変学びになりました
内容には本当に共感するのですが、実際に身の回りにいる『悪意のない』人を「その発言、問題ありですよ」といさめると相手が自己防衛の怒りを爆発させてしまい、状況改善どころか対話にもならない、というのが日本地方都市の現状です
おそらく悪意のない人達にとって差別とは、一瞥して分かるほどの極悪人がする遠い世界のものであり、まさか自分がそんな事をする訳がない、一緒にするな!みたいな感じなんじゃないか
自分も含め、誤りを指摘された時に相手を責めずにいられるか、謝罪出来るか、きちんと話を聞こうという姿勢で向き合えるか
なかなか現実は厳しいけれど、知識だけでも持っておいて苦しい時に身を守る支えとしたいし、自分の醜い部分を少しだけでも良くするためにまだまだ学んでいきたい、そんな気持ち!





