𝘪𝘳𝘰 "氷柱の声" 2025年8月8日

氷柱の声
氷柱の声
くどうれいん
私は国語の授業が得意な子供だった。 テストの「この時の作者の気持ちを答えなさい」という問いは、手に取るようにわかった。 ただ同時に、「大人はこう思ってほしいんでしょ」などと考える、ひじょ〜〜〜〜〜〜〜〜に捻くれた子供でもあった。 あれから十数年経つ今、そのまま二重らせん構造ぐらい捻くれた大人になった私は、本をはじめとして、映画やドラマ・絵画などの作品を見ている時に、わざわざ"作者の気持ち"や"意味"を透かして見てしまう癖が抜けないでいる。 でもこの本は、書いてあることをそのまま受け止めて、「込められた思い」などではなく「自分が思ったこと」に正直でいたいと思った。 まあ、ある意味それが作者の意図なのかもしれないけどね〜(捻くれ)
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