敗荷 "左川ちか詩集" 2025年8月8日
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敗荷
@sibue_fjodor_
2025年8月8日
左川ちか詩集
川崎賢子
,
左川ちか
読み終わった
またいつか
心に残る一節
並木の下で少女は緑色の手を挙げてゐる。 植物のやうな皮膚におどろいて、見るとやがて絹の手袋を脱ぐ。 (1.2.3.4.5.) 詩の世界は現実に反射させた物質をもう一度思惟の領土にまでもどした角度から表現してゆくことかもしれない。
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