左川ちか詩集
17件の記録
chika@koitoya2026年5月19日読み終わった名前に惹かれ手に取ったが、詩はあまり響かなかった。 何が合わないのかを考えてみると、退廃的なモチーフ、それらがあまりにも美しすぎるからかもしれない。 左川ちかの詩には、どこか肉体の不在を感じる。痛みや欲望、生活の手触りが削ぎ落とされ、ガラス細工のように感じられる。 病に侵されていた人間がこのような詩を書くこと自体には強く惹かれる。衰弱していく身体から生まれた言葉が、逆にここまで無機質で硬質な質感を持つということ。それがとても興味深かった。
敗荷@sibue_fjodor_2025年8月8日読み終わったまたいつか心に残る一節並木の下で少女は緑色の手を挙げてゐる。 植物のやうな皮膚におどろいて、見るとやがて絹の手袋を脱ぐ。 (1.2.3.4.5.) 詩の世界は現実に反射させた物質をもう一度思惟の領土にまでもどした角度から表現してゆくことかもしれない。
























