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@x_toyanya_x
2025年8月8日

巴里の憂鬱
ボードレール,
三好達治
買った
読み終わった
言葉選びが美麗で素晴らしいと思ったけれど、調べるうち訳者によってかなり違うことがわかった。三好達治の訳もこの詩を引き立てているのかもしれない。
"私が讃美した人々の魂よ、私を強くせよ、私を援けて支えよ、この世の虚偽と腐敗気とを、私より遠ざからしめよ。"
/「夜半の一時に」
"恐らく人は不幸である。されど、願望の虐む芸術家は幸いなるかな!
時あってたまたま私に現れ、且つ倏忽として私から逃れ去るところのもの、夜の中へとつれ去られる旅行者の、背後の方に残される、あの美しく名残惜しきものの如きを、私は描き写そうと激しく焦躁する。"
/「描かんとする願望」
