
ハム
@unia
2025年8月8日

「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 完全翻訳版
シェリー・ケーガン,
柴田裕之
読み終わった
自分は今この瞬間に死んでも明日に死んでも直近に死が約束されていても恐怖はないかな。
残される人たちに思うところはあるけど死が避けられないのは自明だし仕方ない。
ただ死に伴う痛みに関しては嫌。痛みがないならなんだっていい。
自殺を単に否定しないのは納得できる。
どん底にいる人が、生きてればこの先いくらかは良くなるから、人生悲喜こもごもよって言われたところでそれは持ってる人たちの論理に過ぎないし、自己責任論が安易に展開されるのはそれこそ地獄。好転の確率が不確定ならいっそ楽になりたいと思う気持ちはわかる気がする。
異世界転生みたいな夢を見る人が多いくらい殺伐とした世界のほうに問題があるんだろうけど、実際に死後の異世界転生がないとも言い切れないことも含め、避けられない「死」についてあれこれ考えることが大事なのはわかる。





