+oRu "人生の大問題と正しく向き合う..." 2025年8月19日

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@tn02
2025年8月19日
人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学
「人がどのように思考するのか」教えてくれる本(ただし、安易に人間をわかった気にならないこと。) 自分の見ている世界≠隣の人が見ている世界(ドレスの色の例、ゴリラの動画の例) 人の記憶は脆弱 人は論理的思考、確率に基づく思考が苦手 思考バイアス(偏り)が無ければ情報の海に溺れる。(バイアス≠悪) スキーマとは、経験を自分で一般化・抽象化して作った暗黙の知識・枠組み・フィルター 会話が成り立つのもスキーマが無意識に行間を埋めてくれるから。 アブダクション推論とは、スキーマに頼った推論で、「正解が一義的に決まらない、論理の跳躍を伴う推論」、ある種の非論理的な推論↔︎演繹推論 アブダクション推論の本領は、「知識を創り出す」ことにある。〈点〉を〈面〉に広げ、分野の離れた知識を結びつけ、時間を遡って目に見えないメカニズムを考える。 システム1 神聖な価値観(スキーマの一種)を通じて相手の言うことを勝手に解釈している。 「好き・嫌い(感情)」で判断し、「論理的な理由を後付け」する。 システム2でシステム1(直感)を鍛える。 記号接地とは、自分で経験し、そこから自分で経験を抽象化したり拡張したりして「知識を創る」こと AIは記号接地していない。「意味を理解していないある記号」を「意味を理解していない別の記号」で置き換える。(身体感覚や経験と結びついていない言葉を定義だけで操る。) 人はマルチモーダル(異なる種類の感覚データ)を得て、脳で別々に処理し、統合された形で身体化する。 「人生万事塞翁が馬」 記号接地された〈点〉を打って行こうと思わされた。
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