まいける "PHP2025年9月号:ここ..." 2025年8月11日

PHP2025年9月号:こころ健やかに生きよう
藤城清治さんの影絵は「洗足池」 日蓮が池のほとりで休息し、足を洗ったことから千束が洗足に変わったという。源頼朝も宿営した伝説も残る。洗足商店街の街路樹に灯る藤城さんの影絵を見てみたい。 友情のおにぎりの話もいい。農家組の児童は疎開組の貧しさを笑い、疎開組は農家組の田舎言葉を笑った。そんな中、担任の先生の計らいで疎開組から二人、農家組から二人リレー選手が選ばれ、仲良くなっていく話。おにぎりが壁をとっぱらったんだね。 田中ウルヴェ京さんは、「セルフトーク」で自分を客観化し、そこから自分はどう行動するかという課題に結びつけようと促す。ネガティブなセルフトークでもいいという。セルフトークは自分専属のコーチ。 俵万智さんと夏井いつきさんの対談。 俳句も短歌も言葉だけで無限に遊べる。それもただで。「歌を作っていると、『これ、歌になるかな』と立ち止まり、言葉を探す時間が生まれる。」と俵万智さん。 「謀反人の子孫」という呪縛を研究によって打破した明智憲三郎さん。 今回のPHPは読み応えがあった。
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