モクロみ☆彡
@majutsunowa
2025年8月11日
おかわりは急に嫌
古賀及子
買った
読んでる
感想
「おかわりは急に嫌」という書名および章名がまずすごい。富士日記の同じ日付を読んでも私には思いつけない。
SNSでの評判を見るだけではこの本のことがよくわからなかったんだけど、書店で手に取ったらとても良かったので購入。もちろん私も富士日記大好き。この本に富士日記が登場したら、所有している富士日記のその日付を読む、という形で並行して読み始めている(覚えてなかったけど富士日記はページの左上に年月が書いてあるのでたどるのは楽!)。富士日記に出てくる食事のメモがどれもおいしそうなんだよなぁ。例えば「おかわり」第一章である昭和41年4月10日の昼、「グリンピースとバターの炊き込みご飯」とか。食事のことについても「おかわり」には出てくるのかなぁ。楽しみ。
10/20追記。えっと、少し前に読み終わってます。作者と私は同年代で、多分同じくらいの年頃の子供を育てているんだけど(息子と娘というところも同じ)、富士日記を紹介した後の作者の体験部分に共感ができなかった。私が特殊というわけでも作者が特殊というわけでもないと思うんだけど。富士日記については共感するもしないもないので(なぜなら作品として受け止めるから。その力があるんだよ!!!)、やっぱり形式に無理があったのでは?と思ってしまう。ごめんなさいーーー。
しかしそんな中でも「あとがき」はとても良いと思ったし、武田百合子への思いに心から共感した。
自身の体験部分に入る前の、富士日記への感想部分は作者らしさがとても面白いのになーーー。


