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モクロみ☆彡
@majutsunowa
追記していくスタイル
  • 2025年11月23日
    ブルー・ハイウェイ 下: 内なるアメリカへの旅 (河出文庫 ヒ 1-2)
    ブルー・ハイウェイ 下: 内なるアメリカへの旅 (河出文庫 ヒ 1-2)
    前回書いたときから期間が空いちゃってるけど、チビチビ読んでます。「読みづらいー」と思いながらも面白すぎてまた本を手に取ってしまう。ようやく第二章まで読み終わったところ、図書館の貸出期間ももちろん延長。 口絵にも写真が出ている、ジョージア州コニヤーズで出会ったパトリック修道士との会話を読んでいてなぜだか涙が…。警官、衛生兵、大学聴講生、ヒッチハイク、海外放浪と経歴多彩すぎるパトリック修道士42歳、自分は子供を持ちたかったが持つことはないんだということに落ち込むと言ってるけど、私45歳も自分が手に入れられなかったものについて最近よく考える。そういう年齢なんだと思う。 作者が旅したのはそれこそ40年以上前で、その後パトリック修道士はどんなことを考えながら歳をとっていったんだろうか?とつい考え続けてしまう。
  • 2025年11月22日
    「弱くても勝てます」
    これも雑誌kotobaノンフィクション特集のどなたかのおすすめから。 ニノのドラマからもう10年?!野球ダンス好きだった!(ドラマ見てない)とか思いながら読み始めたけど、多分ドラマと全然違うよね。写真から、監督が思ったより高齢だったので驚いた。 「野球をしようとするな!」などの青木監督のヤジを並べて書かれると面白すぎるんだけど、生徒が考え込んでしまうのもわかる。そして言い返す生徒もいるのが良い。 監督も生徒多数も実名なのに今は驚くけど、スポーツノンフィクションとか高校野球の特集とかなら実名なのは当然だもんな…ベストセラーになったことで実名に勝手にビビってしまう気持ち。
  • 2025年11月9日
    WILDERNESS AND RISK 荒ぶる自然と人間をめぐる10のエピソード
    ノンフィクション10篇が入っているので、短いやつから読みながら、「空へ」の時も思ったけどジョン・クラカワーの文章読みづらいなーなんて思いつつ感想を書き残すつもりはなかったんだけど、 長いやつすなわち「マーク・フー、最後の波」「愛が彼らを殺した」がすごかった…。「マーク・フー」の方はビッグウェーブに巻き込まれる描写(その後YouTubeでマーベリックスの波の映像見たら怖すぎて吐きそうに)。「愛が」の方は「荒野療法」虐待事件。即座に戸塚ヨットスクールを思い出すけど、そういう業界ってアメリカにもあるんだね。しかも戸塚ヨットスクール事件のWikipediaを読むと、自ら入校した生徒が亡くなってるんだけど「愛が」でも自ら入校した生徒が亡くなってたな…。自由を奪った上で虐待を行う非道さって何なんだ。
  • 2025年11月7日
    ヨシアキは戦争で生まれ戦争で死んだ
    これも雑誌kotobaノンフィクション特集のどなたかのお勧めから。エリザベス・サンダーホームで育った少年の話か…と思いながら読み始め、後半はずっと泣きながら読んでた。何で、義明もダニーもこんなにいい奴なのに、こんなに悲しい目に遭わなきゃいけないんだよ? 周りの人みんな尋常でない苦しみの中にいて、戦争の影はあまりにも大きい。 11/8追記。じっくり再読。その後の運命を知っているだけに、ダニーと出会った頃からもう涙が止まらない。皆がスティーブの思い出を語るけれど、スティーブ=義明自身が何を考えていたかは永遠にわからないんだよな…それを浮かび上がらせるのがノンフィクションなんだな…。
  • 2025年11月7日
    ブルー・ハイウェイ 下: 内なるアメリカへの旅 (河出文庫 ヒ 1-2)
    ブルー・ハイウェイ 下: 内なるアメリカへの旅 (河出文庫 ヒ 1-2)
    雑誌kotoba「ノンフィクションは自由だ!」のどなたかのお勧めから。パラパラと口絵を見てるだけで面白い!例えば"ケンタッキーはほかのどの州よりも丸太造りの家が多いって話だ"として丸太小屋の前に佇む3人の男が写ってるんだが…え!?「大草原の小さな家」シリーズで父さんと母さんがあちこちに建てた丸太小屋みたいな世界ってこと!?(しかも本文読むとこちらの丸太小屋の方が数十年古そう)とか、"床屋ってのは、あんた、人に嘘をつかれるのが三番目にか多い人間だからね"やっぱり世界共通でそうなんか〜〜私、美容院で嘘つきがち〜〜とか。 そして気になった口絵から本文に行って読んでみた感想としては、みんな人当たりが良いわけじゃなくて一筋縄ではいかなさそうー!!!まだ読み始めたばかりで人物にあまり出会えてないんだが、読み進めるのが楽しみ。 自家用車でアメリカを旅するというとスタインベックの「チャーリーとの旅」を思い出したんだけど、大成した後に旅しているスタインベックより若いし、職を失って妻とも別居中なのでかなり鬱屈としている。 11/10追記。文章も作者の考え方もとっつきづらいのに、人々との出会いが楽しみでつい本を開いちゃう。フィクションでもないのにこんなに続きが気になる本は久々かも。
  • 2025年11月4日
    kotoba (コトバ) 2025年 10月号
    ノンフィクション大好きなので読んだ。各記事末尾の、ノンフィクション作家の方々のおすすめ本が気になるものばかりで、次々と自分の「読みたい本」リスト入り。 記事としては、『対馬の海に沈む』の窪田新之助さんの梅干しの話(当然ここでもJA!)と、小林信也さんの大の里を育てた〈かにや旅館〉が(新潟出身なので)面白かったなー。
  • 2025年11月3日
    病に至る恋
    病に至る恋
    高校生息子に「買ってきて」と言われて買って家まで帰る電車の中で読み終えた。「恋に至る病」も読んでないので何が何だかさっぱりわからなかったんだけど面白かったです。親目線で読むとわかる嫌味にならない子供や若者描写のリアリティっつーか。
  • 2025年10月20日
    シドニー! ワラビー熱血篇
    最近の熊出没のニュースを見て、「そういえばこの本で村上春樹がワニとか鮫が人を襲うニュースに着目してたよな…」「巻が進むほど『また鮫がサーファーを襲った!』とか言って盛り上がってたよな…」と思って下巻を再読し始め、最初にある女子マラソンを読み終わったんだけど、やっぱりおもしれー!!高橋尚子とシモンのデットヒートなんだけど、村上春樹にしか描けない世界。 しかしワニとか鮫はサーフィンなどをしなければ遭遇しないけど、熊は向こうから入ってくるから厄介すぎるよな…と思うなどした。
  • 2025年10月3日
    ゴルフ 酒 旅
    ゴルフ 酒 旅
    前に図書館で借りて読んだけど、手元に置いて繰り返し読みたくて購入。やっぱり良い。いきなり「とにかくコースに出ている間、ほかのことはきれいさっぱり忘れてしまうのは事実である。文学のことなど頭にあっては、ショットの妨げであるし、また実際考えられもしない」とあるんだけど、ゴルフをすぐ始めるのは難しいにしても、私も何か新しいこと(集中しないとできないような)を始めたいと思った。なぜなら今仕事が行き詰まっているので…。
  • 2025年9月21日
    大岡昇平全集〈8〉小説7
    「成城だより」を読んでると「天誅組」が出てくるんだけど、「風雲児たち」で歴史に対する解像度が上がり、「街道をゆく 十津川」で五條〜十津川と歴史にに対して解像度がさらに上がった今なら読めるんじゃないか?と思って図書館で借りてみた。我が市の図書館では全集にしか入ってないみたいなので全集を。たたずまいが良い。
    大岡昇平全集〈8〉小説7
  • 2025年9月17日
    成城だより 上
    最近「芸人のゴルフブーム」などと聞くたびに「文士のゴルフブーム」を思い出して大岡昇平の「ゴルフ 酒 旅」を読みたくなるので古本を注文して、届くまでの間に家にあるこいつを読んでるんだけど、やっぱりおもしれー! 私基本的に大岡昇平は「成城だより」と「ゴルフ 酒 旅」しか読んだことないんだけど、「ゴルフ」読んだあとこっちを読むと、「ゴルフ」ではあんなに元気だったのに(手術受けたけど元気元気!ゴルフやる!とかあった)、「成城」では駅までの15分の往復もできない、老衰…と書かれてて悲しい気持ちになる。けど、文章は超おもしれー!!! 9/20追記。地獄の黙示録が気になって観に行って、翌日サントラを購入、その後も出版者や評論者に問い合わせたりして長々書いてるけど、当時71歳の行動力がすごい。
  • 2025年8月21日
    ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち
    第3章まで読み終わったところだけど、面白い…。「これは、そんなふうに粗暴になってしまうのも仕方ない生い立ちだ」と思わせられるエピソードの連続なんだけど、非常に冷静に、取り巻く歴史も含めて話が進んでいくので、ヴァンスの底が知れない…。この本がアメリカでどのように受け入れられたかはよくわかってないんだけど、とにかく読み進めてみる!
  • 2025年8月17日
    街道をゆく 35
    街道をゆく 35
    第一章の書き出しが「事はじめ」(蘭学事始!)として咸臨丸から始まるの良い。以前の私ならピンとこなかっただろうが、今年の私は「風雲児たち」を読んでいるのでメッチャ面白い。そして第二章から実際にオランダに入っていく、と。シビれる〜! 8/24追記。ようやく半分くらいまで読み進めたんだけど(とにかく長い)、司馬氏は相当オランダを気に入ってるんだな…。そして「フライング・ダッチマン」とか「ダッチ・アカウント(割り勘)」などオランダが登場する言葉の解説が出てくるんだけど、そんな言葉ってそういえば沢山あっておもしれ〜! 9/10追記。かなり時間かかって読み終えた。長かった。オランダだけでなく隣のベルギー・アントワープにも行く等。最後にはまたオランダ貿易・幕末の話になる。ゴッホの章で、「十津川」の巻などで良い味を出していた須田画伯が亡くなっていたことを知る。無くなる直前の会話もまた須田画伯らしくて良いんだ…
  • 2025年8月11日
    おかわりは急に嫌
    「おかわりは急に嫌」という書名および章名がまずすごい。富士日記の同じ日付を読んでも私には思いつけない。 SNSでの評判を見るだけではこの本のことがよくわからなかったんだけど、書店で手に取ったらとても良かったので購入。もちろん私も富士日記大好き。この本に富士日記が登場したら、所有している富士日記のその日付を読む、という形で並行して読み始めている(覚えてなかったけど富士日記はページの左上に年月が書いてあるのでたどるのは楽!)。富士日記に出てくる食事のメモがどれもおいしそうなんだよなぁ。例えば「おかわり」第一章である昭和41年4月10日の昼、「グリンピースとバターの炊き込みご飯」とか。食事のことについても「おかわり」には出てくるのかなぁ。楽しみ。 10/20追記。えっと、少し前に読み終わってます。作者と私は同年代で、多分同じくらいの年頃の子供を育てているんだけど(息子と娘というところも同じ)、富士日記を紹介した後の作者の体験部分に共感ができなかった。私が特殊というわけでも作者が特殊というわけでもないと思うんだけど。富士日記については共感するもしないもないので(なぜなら作品として受け止めるから。その力があるんだよ!!!)、やっぱり形式に無理があったのでは?と思ってしまう。ごめんなさいーーー。 しかしそんな中でも「あとがき」はとても良いと思ったし、武田百合子への思いに心から共感した。 自身の体験部分に入る前の、富士日記への感想部分は作者らしさがとても面白いのになーーー。
  • 2025年8月11日
    桶川ストーカー殺人事件
    1999年の事件。世紀末ということと、1999年に起こった他の事件も印象深いものが多いのでこの事件のこともたびたび思い出してしまう。単行本より補章、文庫版あとがき、被害者父親の文章がある文庫版が絶対良い。
  • 2025年8月10日
    料理の起源
    料理の起源
    隣の市の図書館で立ち読みして「面白そう!」と思ったものの我が市の図書館には最新の「読みなおす日本史」版がなかったので元となる「NHKブックス」版を読んでいる。 出だしから「昭和18年の秋、私は満州国軍の東部小興安嶺の調査隊にもぐりこんで随行していた。」で始まり飯盒飯の炊き方に入っていき、いきなり読ませる!!個人的にずっとに気になっているテーマである「麺」について書いてあるかなーと思ったけどそれについては「世界的に見ると、ウドンという方法はどこにもない独特な方法である。」とサラッと終わっている…。だけどそれはそれとして、写真がいっぱいで、古いはずなのに面白い本です。
  • 2025年7月30日
    ルポ 秀和幡ヶ谷レジデンス
    夏休みを取得したのでじっくり再読。前回読んでから約1ヶ月後、つまり私が2年務めた管理組合理事を退任して1ヶ月。理事会LINEに煩わされない毎日が新鮮!(本当にいろんなことが日々起こるので) 「有志の会の面々は(中略)、購入時期も違えば、年齢、職業、経済状況も異なる。」管理組合やってみて、本当にそうなんです!という気持ち。いろんな人がいるからこそいいんだよな。と思ってた。 8/1追記。じっくり読み終えた。まず前回読んだ時の感想(https://www.reads.jp/posts/318376)で「管理費がどのくらい値上げされたのか」と書いたけど、2倍に値上げされたとちゃんと書いてあった。それだけ値上げされたら反発するのは当然。さらに、収支決算表や貸借対照表が提出されないなんてそんなこと可能なの?!(あと積立金の残高がいまだに不明もひどい)と思うけど、固定化した体制では可能だったんだろうな…。理事会の権力強すぎと思うけど、本来は一方的な権力なんて想定してないよな。 「マンション管理の歴史は、早い話が委任状の奪い合いの歴史でもある。」に考えさせられる。
  • 2025年7月29日
    風雲児たち 15巻
    風雲児たち 15巻
    第5章に河井継之助(11歳)が出てくるので記録。実家長岡なので。「あきゃきゃ」「おここ」など長岡弁の応酬に衝撃を受けた…。アクセントも想像できるからより楽しい。
  • 2025年7月29日
    風雲児たち 幕末編 6巻
    「風雲児たち」相変わらず読み進めてて、幕末編の13巻まで読み終わったんだけど、6巻に青年となった河井継之助・小林虎三郎が出てくるので記録。実家長岡なので。相変わらず長岡弁が全開なんだけど、河井継之助の少年時代(幕末編入る前の15巻。「あきゃきゃ」「おここ」!!!)ほどの衝撃はない…。 幕末編、メッチャ主人公である吉田松陰と坂本龍馬の「表情が読み取れない」造形があまり好きじゃないんだよな…。
  • 2025年7月29日
    羽田圭介、家を買う。 (WPB eBooks)
    私も5年前にマンションを買ったので、物件とか銀行とか想像がしやすくて(ただし私の物件とはレベルが違うけど)面白い。まだ序盤なんだけど、羽田氏が新しいことに対して知識を得ようとする時にまず本を10冊程度買って読むというのがさすが作家というべきか、すごい。「金持ち父さん」のロバート・キヨサキ氏の本にあったという「ポルシェが金持ちにしてくれる」の詳細が気になるんですが…。 8/16追記。読み終わった。超ハッピーエンドや!!!
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