
きよ
@kiyomune
2025年8月11日

わたしの農継ぎ
高橋久美子
読み終わった
筆者のお父さんみたく「『しんどいことを黙ってやる』のが農家」という考えでは離農の防止や新規参入の推進は進まないと思うし、筆者のように、どう畑と付き合っていくかを考えながら身体を動かすのは、とても誠実だと思う。俯瞰して見ることができるのは、二拠点ならではではないか。
一方で、この二拠点はやはり、頑固ながら学びに精力的なお父さんと、農作業に集まる人々を支えるお母さんあっての活動のようにも見えてしまい(とくに今作は強く感じられて)、読了後、複雑な気持ちに。
