
gato
@wonderword
2025年8月12日

吸血鬼
佐藤亜紀
かつて読んだ
ふと思い出した
ネトフリでポーランドの歴史ドラマ「1670」を見ていて超気に入ったのだが、そのあいだずっとこの小説のことがうっすら頭にあった。「1670」はド田舎の小さな村の領主一家を中心にしたコメディで、登場人物たちが17世紀の慣習について21世紀視点でメタなツッコミを入れまくり、この『吸血鬼』とは同じくポーランドの田舎を舞台にしていると言っても語りのトーンが全然違うのだが、佐藤亜紀が好きな人は好きな気がする。作風としては『喜べ、幸なる魂よ』のほうが似てるかも。



