
ちょこれーと*
@5_ogd
2025年8月12日

読み終わった
『誰にだって、自分の意志で生きる権利があるのに。誰にだって、生きたいと願う権利があるのに。この時代では、そんな当然の権利も認められていないんだ。』
『当たり前のような「またね」の言葉。未来が来ることを、こんな時代でも、人々は信じて疑わない。いや、違うかな。言葉の上だけでも信じていたいのかも。そうじゃないと、生きていけない。』
『ここが、彼らの守ろうとした世界だ。
これが、彼らが自らの命を犠牲にしてまで叶えようとした平和だ。』
この夏は戦後80年だそうだ。テレビで耳にして知った。自分がこれまで生きてきた国のことなのになんて恥ずかしいことなんだと思う。
いま現在の平和はたくさんの犠牲の上に成り立っている、戦争の時代には生きたくても生きられない人がたくさんいたのだという事実をつけつけられる。
平和は当たり前のことではない。
毎日を大事に大事に生きていかなくてはいけないと痛感させられる。
日々の様々なことに忙殺されて投げやりになりそうになった時にはこの作品に立ち返ろう、とそう思う。