
fuyunowaqs
@paajiiym
2025年8月12日

読んだ
鈴木千佳子さんの装丁とイラストがうれしい学びのきほんシリーズ。今回はとくに表紙と帯にさまざまな生きものが描かれていて楽しい。
タイトルだけ見て一旦スルーしようとしていたが、著者がろう者だと知り爆速で購入した。読んでよかった。写真も詩も、個人的にはまだ親しみを感じないジャンルだが、いずれ味わうことができるようになればと思う。
テキストの内容はおおむね個人的なエッセイだった。思い出語りや気づきの共有といった雰囲気で、押し付けがましいところがほとんどない。近ごろ流行りのネガティブ・ケイパビリティにも触れながら、「言葉」と「ことば」の違いやその関係性についてわかりやすく書かれていた。

