
saki
@53hon_to
2025年8月10日

いとしい服
おーなり由子
読み終わった
図書館で借りた
イラストも服にまつわるエピソードもとってもかわいらしい、すてきな一冊だった。
「着る魔法」、「(服の)役目の半分は心のため」という言葉が印象的だった。今はどうしても動きやすさとを重視してしまったり、どうしても子<自分になりがちだからいくつかのパターンを繰り返してばかりだけど、母であれ歳を重ねたであれいつまでもおしゃれを楽しみたい気持ちは変わらないよね……と。わたしも、少しでも心を明るくしたり、気持ちを奮わせるための服を身につけるようにしたいな〜と考えた。
時代的な背景の違いはあるけれど、お母様が服を縫ってくれる時点でものすごくすてきで羨ましく感じてしまった……アレでも思い返せば、ちょっとした服は母や祖母が縫ってくれたかも。お遊戯会の衣装とか……(おかあさんよりばあちゃんのほうが上手!と言ってショックを受けた、という話を母に聞いて以来その記憶がすごく残っている)。読みながら、そんなことを思い出した。