
ゆい奈
@tu1_book
2025年8月12日

読み始めた
小林エリカさん、永井玲衣さん、奈倉有里さんの対談がべらぼうによかった。"戦争"という言葉と、今の私の日常はすぐに結びつくような身近なものではない、知らなければと本を読むほどに遠のいている気がする、だってわたしの日常はあまりにも平凡だ、とおもっていたのだけど、それはちがうのだ、あらゆることが戦争と隣り合わせなのだということを思い知る。悪しき見本として語られるロシアのウクライナ侵攻前の政治、圧力があまりにもリアルでわかりやすく、政治について、生活について、思考をめぐらせることの重要性をこれでもかというほど感じた。この対談を読めただけでも文藝を買ったかいがある。
村田沙耶香さんの『忘却』も読んだ。なんだ、この恐ろしい短編は。救いはない。









