mada "「その日暮らし」の人類学" 2025年8月13日

mada
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2025年8月13日
「その日暮らし」の人類学
p.216 主流派社会はLiving for Todayを恐れている。その恐れは社会システムのためなのか、自己の実存のためなのか、それさえもわからずに恐れているのである。 学生から社会人になり働き始め、ぼんやりと感じていた不安がある。課題ややらなければならないこもをふわふわしつつ、ギリギリでこなして日々を生きてきてしまったから、いつか手痛い"しっぺ返し"がくるのではと考えていた。 そのしっぺ返しは"誰から"のしっぺ返しだったのだろう。社会人4年目の今振り返ると、それは大学生という4年間のモラトリアムをLiving for Todayに生き、主流派社会とは異なる生き方を肌で感じ取ってしまったからなのではと思う。 もう戻れない気がする。戻らなくてもいいような気もする。しかし、あの時、確かに自分は"今"を生きていたと思う。
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