「その日暮らし」の人類学

28件の記録
- みずかり@mm_calling2025年8月23日読み終わった「効率」というのは生産機械に適用される概念だったのにいつのまにか人間にも適用されている、みたいな指摘が心当たりありすぎて震えた 誰に言われたでもないのに、プライベートでも生活動作やタスクを効率化して「スキマ時間」を捻出し続ける私たち。その時間を回復や自己研鑽に充てなければ社会からこぼれ落ちてしまうというような漠然とした不安や焦り。 できるだけ誰にも「借り」をつくらずに個人で完結することを目指しながらSNSでつながりを求めている私たち。 フォーマル経済にとって「予測・操作可能な人間」であることをアピールして雇用を得ている私たち。 「はじめに」「プロローグ」「第一章」がとっつきやすくて、そのあとの専門的な話も理解しやすかった 携帯電話が普及しても社会の本質は変わらなかったタンザニア、面白い。
- みずかり@mm_calling2025年8月22日読んでる序盤から資本主義社会に対するパンチライン炸裂で… 打ちひしがれながらも救われている 読み終わる頃には私もliving for todayのワクワクの中で生きられるようになれたら
- mada@byplayer2025年8月13日読み終わった文化人類学その日暮らしの人類学小川さやか「その日暮らし」の人類学Living for Today@ 公園p.216 主流派社会はLiving for Todayを恐れている。その恐れは社会システムのためなのか、自己の実存のためなのか、それさえもわからずに恐れているのである。 学生から社会人になり働き始め、ぼんやりと感じていた不安がある。課題ややらなければならないこもをふわふわしつつ、ギリギリでこなして日々を生きてきてしまったから、いつか手痛い"しっぺ返し"がくるのではと考えていた。 そのしっぺ返しは"誰から"のしっぺ返しだったのだろう。社会人4年目の今振り返ると、それは大学生という4年間のモラトリアムをLiving for Todayに生き、主流派社会とは異なる生き方を肌で感じ取ってしまったからなのではと思う。 もう戻れない気がする。戻らなくてもいいような気もする。しかし、あの時、確かに自分は"今"を生きていたと思う。
- mada@byplayer2025年7月21日読み始めた人類学その日暮らしの人類学小川さやか都市社会学どうにも悩みの絶えない生活で、人生への向き合い方を変革する必要にかられている。そんなときこそ、人類学かなと。今更ながら読む。
- 北村有(きたむらゆう)@yuu_uu_2025年5月3日読み終わったP217 「生きていることからのみ立ち上がってくるような自信と余裕、そして笑いが彼らにはあった」 素敵だ〜〜〜!人間は何もなさなくたっていい!そんなことで価値が揺らぎはしないぞ
- 北村有(きたむらゆう)@yuu_uu_2025年5月3日読んでるタンザニアに暮らす行商人たちの「Living for today」な暮らし方。稼げる商いを見つけたら独占するのではなく、気前よく仲間たちに商品や売り方についてシェアするのが当たり前、と書いてあり、著書の小川さんが「なぜ?」と問うと「そういうもんでしょ」と返ってくる大らかさ。資本主義に倣っていながら真逆のベクトルを生きてる気がして良い。