
かさき
@np0x
2025年8月14日

読み終わった
おもしろかった
海野藻屑と山田なぎさという名前がまた良いよね、どちらも海の名前で
あんまり愛がなさそうな、「親の顔が見てみたい」とか言われちゃう藻屑に対して、なぎさ自身はもしかしたら「山田」って苗字の平凡さにすらちょっとがっかりしたかもしれないけれど、でも漁師の子らしい名前ついてて
皮肉だなと思ったのが、なぎさは将来藻屑のことを武勇伝みたいに語ったりはしないけれど、映子は藻屑の死という特大サプライズをきっと憐情たっぷりにひけらかしたりするのかも、とか
映子は藻屑の死で気が済んだからわざわざなぎさのこといじめなかったんだよね、という
完全に偶然なんだけど、
そうと知らず買って、そうと知らず選んで連れてきて、読みはじめた鳥取行きのお供が鳥取舞台だったの運命だと思う



