砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet
桜庭一樹
KADOKAWA
2009年2月25日
284件の記録
あや@aya_honyomitai2026年5月26日読み終わったこちらもあっという間に読み終わってしまった… 結末は分かってるのに、どうか、と願っていた。 わたしも一教師として、最後の担任のやるせなさに共感して沈んでしまった。すべての子どもたちが、大人になれますように。

- K.K.@honnranu2026年5月23日読書メモ-読書日記-引用-抜粋-心に残る一節p.134〜139 霞を食って生きている兄には、でも、現実サイドのあたしからしたら、とてもお金がかかる。p.30 家族三人分の一か月の食費と同じだけの額が、でかくて軽い箱と引き換えに配達員の財布に消えていく。p.98 「山田は高校に行け。働くべきなのは兄のほうだ。そいつは、山田がなんと言おうと、なまけもののくそ貴族だ」-「子供に必要なのは安心だ。俺はそう思ってる。だけどたくさんの家庭で、慢性的に、それは不足してるんだ。君だけじゃない」p.150 担任の先生が一番好きなキャラかも
- K.K.@honnranu2026年5月23日読み終わったもらったラノベライトノベルKADOKAWAゼロ年代角川書店桜庭一樹富士見ミステリー文庫辻原登桜庭一樹の代表作として度々名前の上がる作品。私の読んだ版は200ページほど。四時間くらいで読んだかな。 都会の人が、田舎に作った方がいいと思う全て(原発。刑務所。少年院。精神病院。それから自衛隊の駐屯地。p.18)がある町で生活する山田なぎさ。中学二年の夏休み明け、人魚の姫を自称する美少女海野藻屑が転校してくる。一月後の十月三日、世界中から人魚が集まり卵を産むなどとホラ話ばかり聞かせる海野藻屑にうんざりしつつも、山田なぎさは仲を深める。しかし山田なぎさはひょんな事から、紫色だったり腐ったような緑色だったり赤黒かったり、拳の形の痣が海野藻屑の体に浮かび上がっているのを見てしまう。 安心を知らない子供達の一月あまりの物語。最近こういう、無闇に抽象的な事を書き散らし漠然とした不快感にばかり敏感な語り手といった系譜の作品に触れていなかったので、懐かしい心の動かし方をした。今の子供が読んで響くとも思いづらいので、ゼロ年代だなぁ。 小説としては、どんでん返しやトリックがあるかと思っていたものの、そんな事はなく、起こるべき事が起こるべくして起こる。解説に「物語には、学んで身につけるような特別な技法は本質的にあり得ない。出来事と出来事、描写と描写がどのように連結されようと、大事なのは、まず語り手の精神に生まれつき備わっている何かなのである。」とある。確かにこの作品にはその何かは備わっているかもしれないけれど、恐らく現在にこのクオリティの原稿が編集に届いても刊行されないだろうなという肌感がある。アイデアとしては短編ボリュームは中編。書き振りは軽妙な反面レトリックに乏しい。結論の決まっている筋書きを長編にするなら、もう少しキャラや描写に厚みを持たせる方がカタルシスが強まる。全体として習作の感か。多分挿し絵ある方がいい。経験として、読むべき時を逸してしまった。 赤朽葉家や少女七竈も気になるので、いつか読みたい。
niwa@niwabun2026年5月14日読み終わったaudible昔から作品名は把握しつつ、胸糞本という紹介も見かけて二の足踏んでいたのだけど、オーディブルで見かけたので聴いてみた。 やはりね〜こういう本は若い頃に読むべきよなー! 「最初に登場人物が死ぬことを明示する」本って常にバッドエンドルートに乗ってて助かる見込みのない不安を抱えてる。 「あの頃はフリードリヒがいた」とか幸せなターンもずっと不安だったし、この不安なままの読書ってめちゃくちゃ心に残るので、そういうのこそ若い頃に読むべきだなと思った。 大人になると ・お兄ちゃんさぁ、引きこもりはともかく、お父さんの保険金使い込むとかなに??いくら心に傷を負った王子様でも許せんが ・兄妹で負担に大きな差がある事態を無視して噂話だけはノリノリの母はなに!?許せんが! ・テイカー型のアダルトチルドレンつらーーーーっっ搾取……!! ・身体に障害がある転入生に対して担任から同級生へのフォローはなさそうなのに、ラストは熱血男なのなに!?片耳が聴こえないならそれは伝えた方がいいやろ!? ・いやいや、衝動的暴力男子こわすぎる! ・うさぎ殺しは藻屑でいいんだよね!?それだけでも友だち認定できないが!? などなど、気になるとこがいーっぱいでてきてしまう。 普通に猜疑心を抱く相手と特別な友だちにはなれないので、ちょっといい話し風の終わり方が不思議だった。 でもやっぱ、どんだけ言動行動共に変な女の子でも、親から暴力を受けてるなら絶対に保護されるべきだったよ……熱血教師の言ってることは共感できた。




🌙@yur2026年4月29日読み終わった好きって絶望。分からなくもないんだよねぇ。 子供は兵士。生き残りゲーム。 近年の自殺者の多さなどを見ててもわかる。 大人になってリアリストになっていき記憶の闇を探る。 初心者向けの地獄と表されていて、確かにと思った。 子供の頃特有の、何とも言えない独特なあの世界の狭さ。 結末が分かっているからこそのしんどさ。 読むのが辛くなるけど、読み進めたくなる感覚。 どうとも形容し難いのだけれど、 またきっと時が経ったら読み返すのかなと。
居留守@irusuhajime_22026年4月27日読み終わった胸が苦しくなるのにもう一度読み返したくなる作品。あの頃は自分の周りだけが世界の全てだと思っていたことを思い出した。そんなことないのにね。

HARUKA@hohoruru2026年4月23日読み終わった借りてきたタイトルに惹かれて手に取った本。 すごく独特な世界観なんだけど、読み始めてすぐこの本の世界に連れていかれるような、というよりガッと手掴まれてそのまま引き込まれる感じ。 文字を読むっていう視界しか使っていないはずなのに読み進めていくと匂いとか風景とかがリアルに感じれて没入感が高い物語でした…すごい…本当に… 読み終わったあとは映画を観終わったような急に現実世界に戻されたみたいな感覚。 田舎の女子中学生二人を中心とした物語。 家族との関係とか学校内での人間関係の複雑さがリアルに描かれている中にダークな雰囲気が織り込まれてて今まで読んだことのない空気感の作品だった。 桜庭一樹さんの作品は初めて読んだけど他の作品もぜひ読みたい。
もりたろう@moriMolly05232026年3月28日読み終わった元々GOSICKは読んだことがあったが、 友人などがこの作品を愛読していることを知り、実際に自分も購入して読んだ。 内容としては、幻想的な描写と、それに反発するような子供も動物も等しく酷い目にあうような、重々しいものだった。 ただ、ヒロインの藻屑の現実離れしたような雰囲気や会話、中盤以降明らかになる彼女のバックボーンはどれも切なく、やるせない気持ちになった。 最終的に落ち着くところには着地したが、喪ってしまったもの、生前の言動や文体から想像する表情が、なんか心のどこかにチクッと刺さったままこれからも残っていくような小説だった。



藍@ai_uesugi1172026年3月26日読み終わった不思議な転校生と、生き残りたい少女。 愛は残酷ですね。結末がわかっていても、願ってしまいました。どうしたら、人は上手く生き残れるのか。正常なものとして生きられるのか。きっと、考えないといけない。
Miキ@ms09_262026年3月11日読み終わったながらく積んでました。 同じ心理テスト当時やった。 ここから発信だったやも。 冒頭から分かってたけど、誰かとめてと思いながら読んでた。 先生が親に言ったセリフ。 「現代も糞もあるか、ばか」 ほんとそう。
- 2630@kkk_262026年3月1日読み終わったあ〜〜〜〜しんどかった。冒頭で結末どうなるかわかってても…。 藻屑の嘘やデリカシーない発言にコイツ〜!!って気持ちになったけど、後半色々明かされるとなぎさと同じようにばつの悪い感じになったりして…なぎさとシンクロしながら読んでたような。あの嘘は逃避だったんだろうなー。 花名島怖かったな…。結局うさぎを惨殺したのって花名島なのか藻屑なのか。 友彦すごいよかったな〜。なぎさが兄はもう自分のために走ったり叫んだりすることは二度とないって漠然と感じてる所、この歳でそんなこと感じちゃってるなぎさが悲しかった。大人は誰も藻屑のこと信じてくれなかったけど、友彦だけはなぎさの話を聞いたらすぐ行こうって言ってくれたのが嬉しかったしちょっと泣きそうになった。母やなぎさの先生に言われたからじゃなく、自分の意思で外に出たのがグッときた。その後の滝ゲロで笑ったけど。なぎさからは神様とか貴族、的なことずっと言われてたけど、それでもなぎさのこと気にかけてる感じはあったものなぁ。 期間にしたら1ヶ月くらいなんだけどなぎさはずっと覚えてるんだろうな藻屑のこと。



りら@AnneLilas2026年2月23日読み終わった聴き終わった学園小説女同士の絆と軋轢@ 自宅桜庭一樹を読むのは十年以上振り。これでたぶん5作目。 2004年初版、富士見ミステリー文庫→単行本(富士見書房)→角川文庫 少女小説の中でも外せない作品だろうということで、短いので気軽に聴いてみたけれど、想像以上に苛烈な運命を背負わされた子たちの話だった。 逼塞した地方都市で、機能不全家庭の一員としてかろうじて生かされている少女たち。なぎさが己れをヤングケアラーせしめている兄を、藻屑が自らを虐待する父を、それぞれ庇い、崇めているのがグロテスクで、気持ち悪かった。13歳はあまりにも純粋で無力だ。 将来を諦めていたなぎさは、藻屑の死を目の当たりにすることで兄ともども立ち直るきっかけを摑む。泡となった藻屑はなぎさのために殉死したみたい。胸が痛むけれど、確かにそこにはカタルシスがある。 解説は意外にも辻原登。 オーディブル2.0倍速で。



瀬田@HantaSero2026年2月16日読み終わったファンタジー?と思いながら読み進めていったら、どうしようもない現実がゆっくりねっとり後ろから首を締めてくるみたいなストーリー。タイトルの意味を理解した時に思わず呻いてしまった。

- つちのこ@mt_42026年2月7日読み終わったすごい。よかった。 全然ハッピーエンドじゃないのにハッピーエンドに思える。 友彦がよかった。 担任もよかったな。後もう少しで。担任の言う通りになっていたら、とも思うけどそれは藻屑にとっての幸せになっただろうか……。 思春期にこれ読んでたら色々変わってたかもしれないな。





のん。@non___12082025年11月15日読み終わった借りたほんタメでもあかりんが紹介しててずっと気になってた作品。昨日の夜から読み始めて今朝読了。 まだまだ子供と呼ばれる中学生が辛い境遇に抗う、けど砂糖菓子の弾丸では戦えない、勝てない…1ページ目から悲しい結末に派なるのを分かってたけどさぁ。 ただ読後感は何故かそこまで重く感じなかったのが不思議。

おきな@okina7242025年11月4日読み始めた借りた友人から好きな本〜とおすすめしてもらい、借りた本。 名前だけは10年以上も前から聞いたことがあり、暗い?鬱展開かも?という評もなんとなく知っている、程度。 会社の先輩も好きだと言っていたし、先日たまたま現役JKと話した時もおすすめの本と言っていたけど、どうかな。 自分で読んでみなきゃわからんですからね。



栫@kakoi2025年9月15日読み終わった好き知人に貸す予定なので10何年ぶりに読みました。とても懐かしい。当時はGOSICKのアニメを見て小説を読み、その流れでこの本を読んでいた。今となってはどうやってGOSICKにたどり着いたのかも覚えていない。でもその時から好きな作家さんだ。


かさき@np0x2025年8月14日読み終わったおもしろかった 海野藻屑と山田なぎさという名前がまた良いよね、どちらも海の名前で あんまり愛がなさそうな、「親の顔が見てみたい」とか言われちゃう藻屑に対して、なぎさ自身はもしかしたら「山田」って苗字の平凡さにすらちょっとがっかりしたかもしれないけれど、でも漁師の子らしい名前ついてて 皮肉だなと思ったのが、なぎさは将来藻屑のことを武勇伝みたいに語ったりはしないけれど、映子は藻屑の死という特大サプライズをきっと憐情たっぷりにひけらかしたりするのかも、とか 映子は藻屑の死で気が済んだからわざわざなぎさのこといじめなかったんだよね、という 完全に偶然なんだけど、 そうと知らず買って、そうと知らず選んで連れてきて、読みはじめた鳥取行きのお供が鳥取舞台だったの運命だと思う




もちこ@mochi_books2025年4月21日読んでるオーディブルで聴き始めた🎧 あらすじは読まずにスタートしたのでどういう展開になるのか全く予想できなくてワクワクドキドキ 砂糖菓子の弾丸ってそういう意味ね


漆野凪@urushinonagi2025年3月7日読み終わった中学時代に初めてこの本に出会ってから、たびたび読み返している。読み返すたびに、悲しいお話だな、と思うけど嫌いになることができない。桜庭一樹さんの感情の吐露の描写や、風景による閉塞感・子どもゆえの無力感などの内面描写が秀逸で、するすると読めてしまう。 学生のときは浮世離れしてすてきに見えた「砂糖菓子の弾丸」を撃つ藻屑と友彦の2人が、大人になってから読み返してみると年相応の幼さを持っていて、2人とも今を生存することに精一杯で、なんだか魔法が解けたように思えて物悲しかった。 山田なぎさが海野藻屑に対して初めて撃った砂糖菓子の弾丸である「逃げようか」という台詞が大好き。





nagi@narwhal2025年3月5日かつて読んだ中学生の頃に読んで今でも強く心に残っている本。 やるせない気持ちを抱えながら読み終わる、醜くて苦しいけれど美しい、そんな物語。山田なぎさの「自分は不幸だ、かわいそうだ、と思うことがあたしを支えていて、それが将来の見通しまで全部に関わっていた。」という言葉に共感した。

松田茉莉@cotomato2024年12月30日買った読み終わったずっと積読だったのをようやく読めた。言語化が難しい。実弾じゃなくて砂糖菓子の弾丸、自分を人魚だという海野藻屑。結末ははじめから示されていて、わかっていても苦しみながら終わりへと向かう。愛情と憎しみの表現の違いがわからないところや、まだ子供で大人の庇護が必要なのにそうはいられない状況であるとか。少女小説とあるけど全ての人に向けた本かもしれない。

慎@sin_gt912024年1月3日かつて読んだ結末から始まる物語。 最後は分かっているはずなのに、実は読み進めていくうちに何かが起こって別の終わりが用意されているのではと淡い期待を抱いてしまう。 でもそうはならない。 物語の中とは言え登場人物たちは現実を生きている。 ただ、物語としてこちらが結果を先に見せてもらっていただけ。 生き残ってきた子だけが大人になるのならば、自分も何かから生き残ってきたのだろう。 まだ自分の人生の結末は分からないが、生き残ってきたというのならば最後まで満足いくまで生き残ってやろうと思う。 偶然、漫画デッドデッドデーモンズデデデデデストラクションを読み終えた直後だったので、どこか通じる所のあるような気がする登場人物たちが頭の中ではこちらの漫画の絵で再現されていた。



まお@mao_ssss2023年6月15日読み終わった作者が、彼女たち彼らたちと同じ目線を持っていると感じた。とても不思議な感覚だ。はじめ、幼稚だと感じたその全てがラストに向かって効果的に作用していく。胸をぎゅっと掴まれる感覚。愛おしいお話だと思った。
キイロノシャクナゲ@dondondontaroo1900年1月1日かつて読んだ残確な話ではあれど、風がすっと抜けていくようだったような。グツグツ苦しい話ではなかった。子供目線だからなのかな。さわやかに、苦しい。 やっぱり子供って無力だよなと感じた。 もう一度読みたいとは思わない。 あーやっぱそうなるんかーってかなしい終わり方。
くつをなくした@yomu_ippai_honn20061900年1月1日読み終わった読む前におもてた印象と違った! たぶん「砂糖菓子」という言葉の甘さに引っ張られてたのでしょうな!主人公の乾きめの視点が読みやすくてとてもよい


- ハダリ@Hadari_4141900年1月1日読み終わった初めて読んだのは渚と藻屑と同い年のとき そのときは二人のなんともいえない不思議な関係や藻屑の美貌やエキセントリックさにばかり目がいっていて、この作品が世代問わず読まれたということが、今いちピンときていなかった だが大人になって再読したとき、二人のそれぞれの境遇の過酷さに、ただのフィクションだと読み流してしまったかつての自分をぶっ飛ばしたくなった 藻屑は典型的な被虐待児だ(しかも尋常じゃ考えられないような残酷な殺され方をする)し、渚は今で言うところのヤングケアラーだ 斜に構えた渚のマインドも、藻屑が虚言癖同然の独特の世界観をもっているのも、この世をサバイバルする術だ 大人は子供の生き残りで、死んでいった子供の墓標を、生き残った彼らは背負って生きていく 今更ながらこの作品に流れるテーマが現実でも完全にリンクすることを理解した だから多くの世代に読まれる作品なのだろう























































































































































































































