菜穂 "潤一郎訳 源氏物語 (巻1)..." 2025年8月10日

菜穂
菜穂
@mblaq_0825
2025年8月10日
潤一郎訳 源氏物語 (巻1) (中公文庫)
P381~P393「葵」 葵の上さんは物怪に取り憑かれるというハプニングもありましたが、なんとか無事に御出産。良かったと胸を撫で下ろすも、結局また物怪に取り憑かれお亡くなりになりました。 そんな非常事態の最中、葵の上さんに優しい言葉をかけご心配なさる光源氏さん。 しかし、産まれたての赤ん坊を見て間接的に藤壺さんに会いたいという想いを膨らませ、結局会いに行ってしまいます。葵の上さんはその最中ひっそりとお亡くなりになったのでした。 いやさ、もうマジで。完璧ボーイズだとしても許される限界というものがあります。 これまでも最低だったけど、今回は本当に最低だよとぷりぷりしながら読んだのは私です。 葵の上さんも六条御息所さんも報われなさすぎる。 これ、恋愛モノと捉えて読むと全くキュンどころがない物語だけれども当時の読者はどんな風に読んでいたのだろうか。 社会情勢?世の中の闇?
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