
もぐもぐ羊
@sleep_sheep
2025年8月14日

翻訳する私
ジュンパ・ラヒリ,
小川高義
読み終わった
著者の母語はベンガル語で、英国生まれの米国育ちゆえに英語は恐らく第二言語というよりもう一つの母語といえる言語なのだろう。
さらにイタリア語を学びイタリア語で執筆をしたり伊→英の翻訳をするなど多言語に長けている。
翻訳はそれぞれの言語に全く同じ意味や表現が必ずしもあるわけではなく、そこをどう折り合いをつけて文章を組み立てるか、大変な仕事だと思う。
日本にはさまざまな言語の翻訳家がいて私は母語に翻訳された本を読むことができる。
これはとても恵まれた環境であると以前沼野充義先生が著書で語っていた。
この本を翻訳した小川高義さんはきっと大変だったのではないかとその仕事に感謝と敬意を。









