
橋本吉央
@yoshichiha
2025年8月15日

ゾウのテウニス
たまむらさちこ,
トーン・テレヘン,
長山さき
読み終わった
ジャンルとしては児童書。でも大人が読んでも良いと思う。
なぜか人間の世界の中で暮らしているゾウのテウニスとお母さん。ゾウだから人間と比べてできることもあれば、全然できないこともある。普通になりたい、普通でいたいと思うけれどゾウであることがもう普通ではない。
友達は自然にゾウのテウニスを受け入れているという世界観が良いなと思うが、果たして大人になっても同じでいられるのか、実社会のマイノリティへの視線を考える。
普通とは何か、ということがテーマなのだと思うが、何か明確な答えが提示されるわけではない。自分がテウニスだったら?あるいはその友達だったら?という問いを頭の中に持って、時々考えることが大事なのかなと思う。

