ゾウのテウニス

ゾウのテウニス
ゾウのテウニス
たまむらさちこ
トーン・テレヘン
長山さき
理論社
2025年6月18日
5件の記録
  • yuuu
    @kevatlumi
    2026年5月15日
  • はな
    はな
    @hana-hitsuji05
    2026年4月13日
    「ライオンのくにのねずみ」という絵本を思い出した。 テウニスの母の描写が特に印象的。感情が凪というか、何が起きてもあまり派手なリアクションをしてなくて、かえって母の個性が表現されているように感じられ好感度が高かった。 動物園にいくストーリーはなんかシュール。 ニンゲンも昔、展示されていたことを思い出す。 テウニスはニンゲンになりたいの? 街で見かけたゾウはどうしてあんな態度をとったんだろう。父はどこに行って、いつ帰ってくるのか。 最後の章が割と意味深。母の手紙。父の不確かさ。 追記 このサイズの本とかノート、好きすぎる…。
  • ジクロロ
    ジクロロ
    @jirowcrew
    2025年12月2日
    【ネタバレ注意】 「ルドヴィクスはものすごく怒っていました。敵の兵士が煮えたぎるタールを背中にかけたんです。壁の上から。ほら、背中に小さな黒いシミがいくつもあるでしょう?やけどの痕なんです」ふたりはルドヴィクスの背中のシミを見た。 「どうして学校ではこのことを教えないんでしょう?」テウニスのお母さんが訊いた。 「はあ・・・・・」監視員が言った。「とてもひかえめなゾウだったんです。自分がとくべつだと思われるのがいやだった。(だれでも我)というのが彼のモットーでした」 「だれでも我?」お母さんが驚いて言った。 「はい」 「どういう意味なんですか?」 「いや・・・・・・・どんなゾウでもあの門を突き抜けることはできたと言いたかったんじゃないかそう考えられています。だから、たいしたことではなかったんだ、と」 「なるほど」とお母さんは言った。 「だれでも我」、そして「門を突き抜ける」。 ゾウとニンゲンの境い目を考えるためのメタファーを、その生き様を通して与えるのが、古代の英雄ゾウ、ルドヴィクス。 「学校ではそのことを教えない」のは、ニンゲンにはルドヴィクスのような偉業が、その生来の性質上果たせないからではないかと思う。 人間には『掟の門』(フランツ・カフカ)を潜れない。
  • 鷹緒
    鷹緒
    @takao_tanka
    2025年10月12日
  • 橋本吉央
    橋本吉央
    @yoshichiha
    2025年8月15日
    ジャンルとしては児童書。でも大人が読んでも良いと思う。 なぜか人間の世界の中で暮らしているゾウのテウニスとお母さん。ゾウだから人間と比べてできることもあれば、全然できないこともある。普通になりたい、普通でいたいと思うけれどゾウであることがもう普通ではない。 友達は自然にゾウのテウニスを受け入れているという世界観が良いなと思うが、果たして大人になっても同じでいられるのか、実社会のマイノリティへの視線を考える。 普通とは何か、ということがテーマなのだと思うが、何か明確な答えが提示されるわけではない。自分がテウニスだったら?あるいはその友達だったら?という問いを頭の中に持って、時々考えることが大事なのかなと思う。
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