
りなっこ
@rinakko
2025年8月14日

偏愛蔵書室
諏訪哲史
少しずつ併読中
既読本の頁に引き込まれる。
“ナチスに銃殺されたポーランド作家ブルーノ・シュルツはカフカの翻訳者だった。その作品にもカフカ的幻想性が横溢している。だが何より特筆すべきは、その幼年回想風な美しい詩的描写のさまだ。(略)ことほど左様、シュルツの文体はただ眼でふれる画布か楽譜と同じで能書きは通じず、言葉でありながら言語化(合理的説明化)されることを拒み続ける。”
(詩の言葉で小説を 『肉桂色の店』ブルーノ・シュルツ)

