
ヒナタ
@hinata625141
2025年8月16日

コロナ禍と出会い直す
磯野真穂
読み終わった
「この夏の星を見る」という映画を見てからコロナのころのことを少し振り返りたいなと思って選んだ一冊。
世界的に見ればコロナを抑え込めたとはいえ、それで不問にするにはおかしなスローガンや社会の空気形成があったのは事実で、そういうのはいちいち振り返る必要があるし、次に起きるのはコロナじゃなくふたたびの戦争かもしれない。
日本は同調圧力が強い社会というのはよく言われるし、それってなんなんだろうとずっと考えてたんだけど、結局は他人の決断を尊重できない、尊重まではしなくてもいいけど他人は他人だと割り切る力が弱く、他人の決断を許せないと感じてしまうことが根本にあるのかなと本書を読んで考えた。
きっと社会の空気というのは変えるのは難しくて、だからこそ過去を振り返ることが大事なんだなと思った。


