
um
@__um__g
2025年8月17日

いなくなくならなくならないで
向坂くじら
読み終わった
死んだと思っていた友達から4年振りに電話がかかってきて、行く場所がないという彼女と一緒に暮らすことになる。最初は嬉しく、だんだん疎ましさを含む違和感が膨らんでいく…。時子が就職を機に実家に戻っても朝日はついてきて、家族にも受け入れられていく様子がとても歪なのに自然に繰り広げられてる。
いなくなってほしくない、いなくなってほしい、いなくなってほしくない……矛盾を繰り返していくところは凄く人間臭く感じるけれど、個人的には時子と朝日と時子の家族にも不快感が拭えなかった。