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  • 2026年8月26日
    珈琲の表現
    珈琲の表現
    蕪木さん店主の著書。珈琲の抽出、豆の種類、焙煎、精製方法といった基礎の話から、著者が訪れたエチオピアの旅行記まで、美しい写真と共に丁寧に綴られている一冊。 珈琲は好きだけれど、エチオピアの旅行記がとても新鮮だった。少し前に出版された本なので今の農場の状況は多少変わってるかもしれないけれど、消費者が知らない一面が見れた気がする。(この数年でコーヒー業界は目まぐるしく変化しているように思うけれど。) 蕪木さんで過ごす時間はとても穏やかだ。滋味深いあの珈琲が恋しくなって時々足を運んでしまう。 チョコレートを小さく割って口に運ぶ。こっくりとした甘さを舌の上で転がしながら中深煎りの珈琲を飲む。ほんのり苦味と甘味が広がって、身体が緩められてくような心地良さを感じるあの瞬間が堪らなく好きだ。暗めの照明や落ち着いた店内の雰囲気もホッとする。 お気に入りの喫茶店の存在に救われる時がある。岩手の喫茶店のお話は、そんな自分の体験を思い出した。
  • 2026年8月24日
    我慢して生きるのは、もうやめよう
    ストレス耐性低い=打たれ弱い人、と思っていたけれどそれだけじゃなくて慢性的にストレスにされされていれば誰だって弱くなる、コップに水がどのくらい入っているかみたいなことか。その容量をどうやって空けるのかはまずは自分が認識するところから。 心の抑圧にどう対処するか?社会や他者との心の繋がりを持ち自分を偽らないこと。うまくいかない時には周りを見ろ!この10年で痛感したこと。他者は自分を映す鏡とはよく言ったもので、自分の思考行動が変われば付き合う人も変わる。 >私は、怒りを感じた時に「過去の犠牲になるな!」と自分に言い聞かせている。 加藤諦三先生、テレホン人生相談でかなり圧強めで面白い方って思ってたけど著書は初めて読んだ。 少しずつ勉強させて貰おう。
  • 2026年8月20日
    世界の新富裕層はなぜ「オルカン・S&P500」を買わないのか 20代で純資産4億円をつくった超レバレッジ投資の極意
    オルカン、S&P500だけで爆成長で安心です!…なんてことはないよ、という話はその通りだなと思いつつ、不動産投資!海外移住!って感じのスタンスで自分には合わない。 勧められたので読んでみたものの、庶民のように元手が準備しにくい立場では難しい話。そもそも海外の税制やリスクヘッジ取ってまで億り人になりたいか?何で資産形成してるのか?を一度考えてから読んだ方が良さそう。 最終章ではそもそもなぜ資産を増やすのか?どこまで増やすのか?と言った問いについての著者のスタンスが書かれていた。資産形成で一番難しいところなので、私にはここだけ読めれば十分だったな。
  • 2026年8月8日
    盲目的な恋と友情
    親密になればなるほど自意識が肥大して、嫉妬と憎悪に静かに静かに狂っていく。恋に溺れた女性と、友情に依存した女性の愛憎の物語。 愛した人があまりに美しく愚かだと分かっていても離れられない、周りの声も聞こえない程にのめり込んでいく。これを依存と言わず何というのか。 友達より恋を優先するのは、友情は所詮どこまでいっても他人だから。自分のコンプレックスから相手に依存して、配慮してるフリをしながらも相手に自分を押し付ける。 どちらも独りよがりで愚かなのに、その感情が分かってしまうことがしんどい。 蘭花も留利絵もやんわり美波を見下したり軽蔑したりしているけれど、周りとの関係を俯瞰して見られる彼女が一番人が出来ていると思う。環境に依るものとは分かっているけれど、やはり人との関わり方が人を作るのだろう。
  • 2026年8月4日
  • 2026年8月3日
    「要するに」って言わないで
    自分の思っていることや感じていることとゆっくり対話して、日々の暮らしでゆるやかに傷ついてきた部分や過去の経験から自分を癒す。そんなセルフケアの本。 * 辛いことや苦しいことは沢山あるけれど上手く言語化出来ない、とか、家庭環境の影響で発作的にしんどくなること、とか。辛くて仕方ないんだけれど、上手く説明できなかったり、相手の反応でまた傷付いたりして永遠に苦しいままだったりする。この本を読みながら、何でだろう?って思い返してみたら、最後まで話を聞いてもらえいとか、会話の中で気付いたら自分の気持ちじゃない方向に話が進んでたりしたなって思った。結局人に話しても苦しいままで、人に話すのを辞めてしまったけれど、自分の中では消化できずにいつまでも自分の首を締め続けているようだった。 そうか、私自身も自分の気持ちをちゃんと聞けていなかったのか。 それが知れただけでも胸が楽になった気がする。 * 本に書いてある方法はあまりしっくり来なく、自分には合わないと思った。ただ学びはあった。 セルフケアについてはもう少し勉強してみよう。
  • 2026年8月1日
  • 2026年8月1日
    ファイア・ドーム(上)
  • 2026年7月28日
    この味もまたいつか恋しくなる
    燃え殻さんの味にまつわるエッセイ。 食べ物の記憶とそれに紐付く様々な人々との物語が素敵だった。お祖母様が褒め上手だったこと、昔付き合っていた彼女の感性がちょっと変わってて魅力的だったこと、早朝の牛丼屋の店員を一方的に同志みたいに思っていたこと。取り留めもないような日常の一コマをふと思い出しては懐かしむ、そんな食べ物と人々のお話。 そういう思い出が何かあるかなぁと考えていたら、そういえば昨日、晩ご飯の冷やし中華を食べながら、昔近所の中華屋で店員さんに醤油のこだわりを延々と聞かされた話を家族にしていたことを思い出した。案外、そういうちょっとした思い出って、当たり前のように日々の中にあるのかもしれない。
  • 2026年6月28日
    星を編む
    星を編む
    汝、星のごとく の続編。 北原先生の過去の物語、編集者2人のこれからを繋ぐ話、暁海達のその後の話。どれも救われないようで、苦しくて、愛おしい慈愛に満ちた物語達だった。 何かを選ぶために何かを捨てていかなければならなくて、人生はその選択の連続なんだと思う。なかなか思うようにいかないし、世間一般の「普通」からは外れた生き方だとしても。 家族に縛られ続けていた子供が、「普通の家族の形」に拘らず支え合える人達と関係を築いて穏やかでささやかな幸せな日々を過ごすまでの長い長い物語。人生はそんなに簡単じゃないけれど、大切なものだけは守っていけるように強くありたいなと思った。
  • 2026年6月24日
    超訳 カーネギー 人を動かす エッセンシャル版 クラシックカ
    人に物事を強要するのではなく自ら動きたくなるように仕向けるための人間関係の原則を説いた自己啓発本の金字塔。相手の自尊心を尊重することを根源とし、職場や家庭などでの人間関係を円滑に進める考え方を具体例とともに書かれている。 相手の自尊心を尊重する、真摯に褒める、相手に興味を持つ…といった一見当たり前のようなことだが、案外どれも難しい。長年本作が愛され続けてるということからも、人間関係の原則は普遍であるのだと言える。つい感情的になったり相手を説き伏せたりと力尽くで何とかしてしまいそうになるけれど、物事を円滑に自分の思った方向へ進めるためにはそれではダメだと再確認させられた。 仕事のため…と思って読んだけれど、人間関係全般に言える話。読んでよかったな。定期的に読み返したい一冊。
  • 2026年6月22日
    虹の岬の喫茶店
    小さな岬にひっそりと佇む、美味しいコーヒーとお客さんそれぞれに寄り添う音楽が楽しめる喫茶店の話。 年月を重ね、幾度と季節が巡り、店主の求めていた景色に漸く出会う。 大切な人や物事を失ったり、守ったりする度に少しずつ傷付いて強くなるのだと思うけれど、その時関わる人、場所、物事に支えられて越えられる。そっと傍にいてくれるような優しい悦子さんの存在がとても素敵だ。 モデルとなったカフェが実在するらしい!是非とも行ってみたいなぁ。
  • 2026年6月14日
    男ともだち
    恋人でも家族でもない、"友人"と表現するには近過ぎて手放し難い大切な男女の物語。 映画化されると知り再読。何度読んでも全員屑で最早清々しい。ただ、自分の中にあるぽっかり空いた何かが埋められなくて苦しむ様は、読んでいて胸の奥がズクンと痛む。神名とハセオの関係は特殊に思うのは、自分にそういう人がいないからなだけ。身体の関係は瞬間の快楽とその後の虚無感しか残らないけれど、その快楽に救われることだってある。でも敢えてしんどい時にハセオに救いを求めなかったのは本当に大切にしたいからなんだろうな。 創作を生業にする方の苦しみは正直分からない。ただ原爆ドームの2人のシーンは希望の光のように感じた。映画楽しみだな。
  • 2026年6月6日
    汝、星のごとく
    狭い狭い島で出会った、互いに家族の問題を抱える2人の人生の物語。 遠距離でそれぞれの生活のズレでお互いを想いやっていてもすれ違ってしまう。別れても尚、消すことのできない特別な存在が時に苦しく愛おしい。金銭問題、ネグレクト、ヤングケアラー、不倫、成功からの転落、LGBTQ、未成年淫行、宗教…自分1人のことだけでなくどうしようもなく暗い人生の中で、暁海と櫂の存在は互いにとって夕星のように美しくていつもそこにあるような光に思えた。 父母がいて、生活に困らないお金があって、大学まで進学卒業できて、就職できて、健康に生きている。それがどれだけ大変なことだろうか。周りの決めた「普通」に沿っていなければ簡単に炎上するし後ろ指刺される現代。 "ぼくたちは自らを生きる権利があるんです" 北原先生の言葉に救われる私がいた。捨てることが出来る人は覚悟を持てる人だと思う。すぐ忘れてしまうから、自分の守りたいものを選んで、捨てることが出来る人で居続けたい。
  • 2026年6月4日
    億までの人 億からの人 ゴールドマン・サックス勤続17年の投資家が明かす「兆人」のマインド
    富裕層の思考や習慣など富裕層の生態系についてまとめられており、そこから学ぶ人生の豊かさに繋がる習慣や心得を学べる書籍。 所謂自己啓発本によく書いてあることが沢山載っていたけれど、本書でも記載されてる通り「どこかの本にも書いてあるような、当たり前のことを当たり前に、でも圧倒的にやり切っている」ことが大切だと学んだ。特に習慣化。ほんっっとうに難しくて、いざやろう!!って思って初めてみても数週間、数ヶ月経った頃気づいたら辞めてた、みたいなことはザラにある。(運動とか、運動とか、運動とか…)10分でもいいから毎日同じ時間に繰り返し繰り返し続けること。それが出来る人って実は凄いんだ。 * 著者のような生活スタイルは到底向かないと思いつつ、運動、睡眠、食事は何事においても大切ということも学んだ。年齢を重ねるに従って健康意識が出てきたけれど、どれか一つではなくて、3つとも大切だと実感する日々なので少しずつ修正していきたい…(特に運動)。健康は幸せに直結する。
  • 2026年5月29日
    思ひ出の記
    思ひ出の記
    小泉八雲の妻・節子の回顧録。 朝ドラ「ばけばけ」が大好きだったものの恥ずかしながら小泉八雲さんもセツさんもよく存じ上げず、手始めにドラマのベースとなっていたこちらの作品を手に取った。 ヘルン先生とセツさんの穏やかで少し変わった日々の生活や思い出の数々から、2人の過ごした13年が色濃く語られていた。時系列で綺麗に記載されるでもなく、きっとヘルン先生のことを思い出しながら少しずつ少しずつ語られたのだと思う。共に過ごした日々を愛おしく思い返しながら綴ったのだろうなぁ。
  • 2026年5月27日
    キッチン常夜灯
    シリーズ1作目。本作はみもざが主人公。会社の女性躍進施策(ありがち…)で店長に抜擢されたものの重圧や同店舗の社員との確執に苦しみ、日々忙殺されていた。ある日マンションで火災が起き、会社の元社員寮に身を寄せるところから周りの色んな歯車が動いていく。 家の中に自分以外の気配を感じることで安心できることや、温かいスープを食べることでほっと一息つけること。忙しいとなかなか忘れてしまうけれど、日常のささやかなことに救われる瞬間があるってことを思い出させてくれる。 私はみもざのように生活は好転しなかったけれど、自分にとってのキッチン常夜灯だったお店のことを思い出しながら読んでいた。大好きなシリーズ。
  • 2026年5月22日
    わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ
    わたしの日々が、言葉になるまで 小説家に学ぶ言語化のコツ
    某局の番組スピンオフ書籍。言語化に関する悩みに町田そのこさんが答えるというもので、自分も思い当たるような悩みや質問が沢山掲載されていた。皆おんなじような悩みを持ってるんだなぁ。 本書の素敵なところは、言葉で悩む人に対して答えを提示して方法論を押し付けるのではなく、並走するように寄り添ってくれること。その上でこんなやり方あるよ!って提示されたことに対して、読み手がやってみよう!と思ってもいいし、う〜ん…自分には合わないな、って少し距離を取ってもいい。それくらいのスタンスで読めるところが良かった。 話すタイミングを逃してしまう、話した後に後悔してしまう、家族との会話の距離感が難しい… 、などなど本当に身に覚えがあることばかり!御守りみたいに大切にしたい言葉も沢山見つけられた。また読み返したい一冊。
  • 2026年5月17日
    楽園の楽園
    楽園の楽園
    人工知能の暴走を止めるために選ばれし3人の人間が旅する物語。町田そのこさんの「彼女たちは楽園で遊ぶ」は本作からインスピレーションを受けた作品、とのことだったので読んでみた。 知能を持つのは人間だけではない、 人間が自然によって駆逐されていく世界は人間目線ではディストピアのように感じるけれど、人間の生活が発展するとともに破壊されてきた自然から見ると清浄化作用が大丈夫働いただけにも思える。 伊坂作品には珍しくかなりコンパクトでぎゅっと濃縮された一作。面白かった。
  • 2026年5月12日
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