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- 2025年5月25日きらきらひかる江國香織読み終わったとても純粋でまっすぐな恋愛小説。 作中のミントジュレップやアイリッシュウイスキーだとか、沢山のお酒達が何だか大人っぽくて憧れる。 変わらずにいることは難しいけれど、笑子と、睦月、そして紺が幸せに暮らしてほしい。
- 2025年5月17日おいしそうな文学。群像編集部読み終わった所謂シズル感に溢れた、食にまつわるエピソードに溢れたエッセイ本と思って手に取ったのだけど、思い描いた方向性とは違う「おいしそうな文学」に関するエッセイ本だった。 文章で味わう美味しさは視覚でも味覚でも無く思考で味わうもので、見た目や匂い、温度、味、舌触り全部想像で作り上げる。それが記憶に強く残ってるのって凄いことだよなぁ。そしてその話を読んであぁ私も体験したい、と思う。私もミントジュレップを想像しながら江國香織の「きらきらひかる」を読んでみようかな。
- 2025年5月11日静かな働き方シモーヌ・ストルゾフ,大熊希美読み終わった働いて他人に評価されながらお金を稼ぐ行為は、分かりやすく自己肯定感を高められる行為だと思う。けれど仕事中心の働き方は心身ともに疲れてしまって幸せにはなれないんだと、本書を読みながら自分の経験を思い出したりした。 今の仕事も過去の仕事も苦しんでいたり休む時に十分休めなかった理由はこれかーと分かりスッキリできたのは良かった。とはいえすぐ仕事と「ほどよい」距離感で働くことは出来ないから、とりあえず自分にとって大切にしたいこと、好きなことは何だろなって考えることから始めよう。
- 2025年5月6日こんな世界でギリギリ生きています みらいめがね3ヨシタケシンスケ,荻上チキ読み終わったヨシタケシンスケさんのイラストに惹かれて読んだ一冊。3作目からの着手だったと分かったのは読み終わってから(シリーズとは知らず手に取っていた)。 荻上チキさんは本書を通じて知ったけれど、心臓を掴まれるようなエピソードがいくつかあって他の2作も読みたくなった。 特に気持ちが揺れたのエピソードがある。過去の自分の加害性については大なり小なり覚えがあるけれど、小さい頃に当たり前に刷り込まれていた性別での差別や加害は無視されて来た(自分自身も傷ついても仕方ないそういうものだと見ないふりして来た)。漫画でよく描かれるような描写や家族からの扱いも、改めて考えればおかしなところが沢山あるとハッとした。自分が痛みに目を逸らして鈍感になればなるだけ無意識の加害をしてしまっているかもしれないし、ちゃんと目を向けていかなければならないと反省した。
- 2025年5月4日コンビニ兄弟4町田そのこ読み終わったコンビニ兄弟!これまでの3作より志波兄弟の出番は多くないなぁと思ってたけれど或る君も出てきたり志波長男(!!!???)が実は登場したりで盛り沢山の第4弾だった。 テンダネス門司港こがね村店は架空の存在だけど、コンビニ兄弟を通じて知った門司港はとっても魅力で溢れてる憧れの地。いつか門司港に聖地巡礼したい。
- 2025年5月2日777 トリプルセブン伊坂幸太郎読み終わった個人的に久しぶりの伊坂作品!マリアビートルの続編と思ったけど、間にAX アックスがあるらしい。これも読まなきゃ。 伊坂作品はシリーズ物が多いから出演者の相関図を想像しながら読むのが楽しい。天道虫!!あいつか!!!なんて随分昔に読んだ過去作でもすぐ思い出せる。伊坂作品の不思議なところ。 777は世の中の不合理を幸/不幸という視点で描かれてるのが楽しかった。容姿や権力、身体的な力、他者より優れているものを持ってる人が世界を上手いこと渡り歩く様が皮肉混じりで描かれてる。最後の怒涛の伏線回収は非スイスイ人へのメッセージのようにも思えた。こういうところにいつも救われる気持ちになる。 また伊坂作品追いかけようかな。グラスホッパーから読み直そうか、それより先に未読のAX アックスが先かな。
- 2025年4月28日なめらかな人百瀬文読み終わったアーティスト 百瀬文さんのエッセイ。 ご自身の生活、過去、病気、価値観、様々な体験と絡めて描かれていて面白かった。 * 特にゾーニングの話は(私は鑑賞者側だけれど)思い当たる場面があって、頷きながら読んだ。 性的に感じる/不快に感じる、といった受け手によって異なる価値観で鑑賞を線引きされてしまうことは、作品そのものと出会う機会を第三者によって一度間引かれてしまう。勿論、人によって嫌だ不快だと感じることはあるだろうけれど、感じることも鑑賞者の自由であるのでは?と思う。その人のトラウマに繋がること(例えば震災の影響などで津波の映像でパニックになる人が、何も知らずに津波の映像を見たりする)は防ぎたいし、明らかに身体的/精神的に影響が起き得る場合は配慮すべきだと思うけれど。 作品の見せ方にはその展示会や館としての考え方があると思うが、私自身は著者の最後の一文に強く同意する。
- 2025年4月20日たべるノヲト。松重豊食べ物の記憶って残るんだよな。 孤独のグルメの裏話ではなくて、松重豊さんが今まで出会った食についてのエッセイ。松重さんの視点で繰り広げられる食べ物の捉え方が面白かった。 朝のルーティンはなかなかボリューミーで寝坊助の自分には到底出来ななそう…と思ったけど、年齢重ねたらこんな暮らしできるだろうか…。想像出来ない。 あーーーお腹すいたーーーーーー。
- 2025年4月18日あなたの言葉を辻村深月読み終わったまたいつか小学生新聞に掲載されていた連載を書籍化したものだそう。小学生へ向けた文章ではあるけれど、この年の人間でも読みやすくてハッとさせられる言葉たちだった。また時々読み返したいなぁ。 未だに大人になれないなぁって思うことが多いけれど、そもそもいつ子供から大人になるんだろう?って疑問に思った。気付いたら大人になってて、良い歳なんだから、とか、子供じゃないんだから、とか言ったり言われたり。自分じゃない別のものみたいに扱ってた気がする。生きてきた分色んな経験をして、積み重ねてきたものが自分を作ってるんだけど、それは確実に子供だった自分も含まれてるのだから、自分の時はああだったなこうだったなって時々思い出してあげたい。
- 2025年4月7日アンガーマネジメント戸田久実読み終わった最近アンガーマネジメントという言葉をよく聞くので手に取ってみた一冊。 怒りにパワーが持っていかれる事や集中出来なくなる状況は思い当たる場面が多々ある。特に私は、感情に任せて怒らないことは自分を楽にするための方法、という視点がなるほど!と思った所だった。また具体的な事例もあり状況がイメージし易かった。 仕事柄クローズドな環境なのもあって最近仕事を一緒にする人に対してどうしても怒りを覚えることが多いので、良い機会だから明日からの仕事に活かしてみよう。
- 2025年3月31日日々臆測ヨシタケシンスケ読み終わったヨシタケシンスケさんの本はクスッと笑えて少しだけ気持ちが軽くなるから大好きだ。 あれは◯◯かもしれない、◯◯だから△△かもしれない、っていう臆測をあまりしないかもしれない。 生活のなんてことない事でも◯◯かもしれない、って想像してみたら少しポジティブになれたり、辛い現実から守ってもらえるかな。
- 2025年3月30日幸せって何だろうJAFメディアワークス読み終わった幸せってのは人によってまちまちだ。そして自分の中でも、今と昔で色んな幸せを感じながら生きている。 私が「幸せ」と言って真っ先に思い出すのは、幼少期私達兄妹の誕生日に叔父が作ってくれたホールケーキだ。メロンやイチゴがたっぷり乗ったショートケーキ、つやっつやのチョコレートケーキ(今思えば、所謂チョコレートケーキというよりザッハトルテだった)。兄弟も多くて祖父母や曽祖父母もいた我が家全員の胃を満たすためのでっかいホールケーキが、どれだけ贅沢だったことか。 当時はお店に並ぶ色とりどりの、フルーツきらきらの、沢山の種類のケーキ達が羨ましくて、叔父のケーキは飽き飽きしていたけれど、数年前に叔父が倒れてお菓子が作れなくなってからは恋しくて仕方ない。過去を振り返って、「あぁあの頃思いっきり好きな叔父のケーキを目一杯食べられて幸せだったなぁ」。そんなことを思う。 今は今で、家族と昼下がりに散歩をしてる時間にあぁ幸せだなぁ、と思ったりする。休日に急いで飛び起きる必要が無い時にだらだら布団の中で過ごす時間に幸せだなぁと思う。 幸せの姿は変わるけれど、今も昔も、色んな幸せに囲まれて過ごしてる。
- 2025年3月18日
- 2025年3月18日ロイヤルホストで夜まで語りたいブレイディみかこ,上坂あゆ美,似鳥鶏,古賀及子,宇垣美里,宮島未奈,平野紗季子,朝井リョウ,朝井リョウほか,朝日新聞出版,朝比奈秋,村瀬秀信,柚木麻子,温又柔,稲田俊輔,織守きょうや,能町みね子,青木さやか,高橋ユキ読み終わったロイヤルホスト。小さい頃は2つ隣の市にしか無かったから特別な時に季節のデザートのパフェとかパンケーキを食べに行く場所だった。ファミレスの中でも高級感があって、値段的にも我が家では背伸びが必要で、滅多に連れて行ってもらえなかった遠い特別な存在。 スマホでメニューを見ながら読み終わった後、アンガスサーロインステーキを眺めて「うっ高い…」と思い手を引っ込めてしまった学生時代を思い出した。今ならチャレンジできるかなぁ。
- 2025年3月13日コンビニ人間村田沙耶香かつて読んだ
- 2025年3月13日
- 2025年3月12日湯気を食べるくどうれいん気になる
- 2025年3月12日たべるノヲト。松重豊気になる読みたい
- 2025年3月12日月とアマリリス町田そのこ気になる読みたい
- 2025年3月12日わたしの知る花町田そのこかつて読んだ
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