読む時々読まない "宇宙のあいさつ" 2025年5月14日

宇宙のあいさつ
私にとって読書が好きになるきっかけとなった特別な一冊である。短い物語の中に、ユーモアや皮肉、そして人間や社会を映し出す深い視点が込められており、どの話も読み終えるたびに新しい発見や驚きがあった。  難しい言葉や理屈に頼らず、誰にでもすっと入ってくる平易な文章で描かれているため、当時の自分にも読みやすく、物語の楽しさを強く実感させてくれた。だからこそ「もっと本を読みたい」という気持ちを自然に引き出してくれたのだと思う。  今振り返ってみると、『宇宙のあいさつ』はただの短編集ではなく、読書の世界への扉を開いてくれた原点である。
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