ぐ
@busy-lake
2025年8月21日

国宝 上 青春篇
吉田修一
まだ読んでる
audible
まだ途中だけど、
ここまでに、女に欠点がないところが、深みを欠いていて残念。
て思ったけど、登場人物みんな欠点らしい欠点ないな。
みんな結局真面目でいい奴。情けない人なんかいない。
ダメなことしててもなんかフォロー入る。
そんなところが令和っぽい。
映画は話が駆け足だと聞いたので小説から手を出すことにしたけど、
小説も駆け足です。
特に苦悩もなくはないけど掘り下げないし、
関係性の深まりも描かれない。
物語に意外性とかないから、
たぶんそんなところ今更掘り下げられても、
そんなこといいから歌舞伎の世界描かんかい!ってなると思う、
これはこういう落とし所なのだと。
すごーい!ってなる部分は歌舞伎そのものなんだろうな、
映画だけ見とけばよかったのかも。
っていう感想を、結末がひっくり返してくれることを期待する。
