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@busy-lake
好きなものばかり読まないようにしています。 些細なきっかけでもとりあえず読み始めて、 合わなかったら途中でもやめます。 好き過ぎると勿体なくて読めなくなります。
  • 2025年10月9日
    木挽町のあだ討ち
    ハッピー仇討ち面白い! 若干、人に語るときにこんな表現になるか?みたいな不自然さは引っかかったものの、エンタメだからいい。 江戸時代の芝居小屋っていう、いろんな生い立ちの人を受け入れる受け皿を上手く使ってドラマを組み上げてる。 江戸時代って似たり寄ったりな人が同じような場所に暮らす環境が整ってるから、 フツーの武士フツーの町人でいられなかった人たちを読めてよかった。
  • 2025年10月5日
    OSO18を追え “怪物ヒグマ”との闘い560日
    とても面白かったけど、最後は悲しくなった。 クマは悪魔に唆されるように肉を口にしたのではないか。 暴食の罪に堕ちて牛を襲い続ける日々は決して幸福ではなかったのではないか。 その悪魔はまだ山中に潜んでいるらしい。 そんな気持ちになった!なんだこれ!
  • 2025年10月5日
    OSO18を追え “怪物ヒグマ”との闘い560日
    めっちゃ面白い! 小説じゃないはずなんだけど、ハンターや関係者の皆さんのキャラは立ってるし、文章がやたら上手くて夢中になってる。 途中でそういう描写も入るんだけど、 シリアルキラーを追うサスペンス的な面白さがあるし、 ゴールデンカムイ的な絵で脳内再生してもいい。
  • 2025年10月3日
    新・大学でなにを学ぶか
  • 2025年10月3日
    ものの見方が変わるシン・読書術
    著者は真面目で努力家なんだなぁ、がんばれ!って思って読みました。 あらゆる読書のあり方を認めようという姿勢が好きです。 ただ、この本を通して伝えたいことは、 書籍という手段よりも、YouTubeの方が向いてそうだなあと。 あときっと、話に出てくるオンラインサロンでも話しているのだろうと思いました。 編集の仕方を変えて、伝えることを絞らずに、大全的なまとめ方の書籍にして、 著者の語りたいことを存分に書いたものを読みたいな。 あと、引用される本の傾向からすると仕方ないのかもしれないけど、 役に立たない読書、役に立たないことをする人生もいいものだよ。 あらゆる読書のあり方を認めようとしつつ、 役に立つことにこだわってしまうところが、 なんかまだ若いなって思いました。 何歳か知らんけど。
  • 2025年10月2日
    日の名残り
    日の名残り
    面白い仕掛けの小説だと思った。 一人称小説の中でも特に特に視野が狭い。 主人公の語りだけで話が進むのは当たり前なんだけど、 ミステリーでもないのに見えるものが本当に少なくて、 長年屋敷から出ないし、価値観は固執してるし、 叙述ミステリーでもないのにこんなに視野が狭い小説って珍しい気がする。 主人公は実際には視野が狭いわけじゃなくて、 仕事と主人にしか興味がない。 執事の仕事と主人のことなら、誰よりも察しが良く、細やかな気遣いが出来る、何もかも見えているのだけど、 それ以外のことになると全く見えないんだ。 別に特別気の利く訳でもない読者が当然気付くことに、 主人公は全く気付かなくてもどかしい。 それも過去の回想だからどうにもならない。 そんなのがなんか面白かった。 この著者の他の小説も読んでみたい。 わたしを離さないでの冒頭を試し読みしたけど、 なんか似たような感じ?
  • 2025年10月2日
    口訳 太平記 ラブ&ピース
  • 2025年10月2日
    漢文で知る中国
  • 2025年10月1日
    中国史 見るだけブック
  • 2025年10月1日
    風起隴西 三国密偵伝
    風起隴西 三国密偵伝
  • 2025年10月1日
    習近平研究
  • 2025年9月24日
    日の名残り
    日の名残り
    まだ読み始めたばかり。 紳士淑女しか出てこなくて凄いな。 主人公の細かさと気遣いが、 自分がうんざりしている自分の細かさと気が効きすぎる気遣いに重なって、 これを肯定できる世界線も存在するんだなあって思ってる。 主に家族や友達に向ける自分の気遣いが報われるかは、 受け手の度量次第なんだな。 ここに出てるお金持ちの紳士は、 自身とても有能で気が利く人たちなんだろうな。 そのくらい賢くないと、この執事の価値はわからないし使いこなせないわ。 わしの環境はわしを活かしきれているか。
  • 2025年9月21日
    今夜、すべてのバーで 〈新装版〉
    大人になってから仲良くなった友達も、実はらもさんが好きだった。なんてこともあってまた読む。 らもさんが大好きだった10代の頃、 この本は自分の求めてるらもさんとは違ったから読まなかった。 10代の頃は「面白いところ」が好きだったけど、 今読むと、めちゃくちゃ作文が上手いなと思う。 魅力を再発見したってやつだ。 SNSがなかった時代、お気持ち表明はこんな形でやってたな。 こういう上手くて面白い人にしか、お気持ちを表明する権利はなかった。 10代の頃は若さゆえの無知と、あの時代のトレンドもあってこの「ラリり」に憧れた。 薬物の名前いっぱい覚えた。 やったことはない、憧れだった。 若くて無知だったから、当時最強にカッコいいと思ってた。 今となってはそういう時代でしかなかったことがわかる。 のちに、普通に病院で咳止めのために処方されたリン酸コデインで、 思いっきりラリって吐いてそれでも視界がサイケデリックなまま幼稚園に子供を迎えに行く経験をした。 なんか個人的な近代史を感じた読書。
  • 2025年9月20日
    50歳からの性教育
    50歳からの性教育
    たぶん著者の皆さんの意図とは違うから、 あまり大きな声では言えないけれど、 ファスト教養的に良い本でした。 この界隈の話題、積極的に興味があるわけではないけれど、 かと言って知らないままにしておくのも良くない気がする、 しかしあまり時間を割きたくはないし、そんなに詳しく知りたいわけでもない。 この時代の大人として恥ずかしくない程度に… みたいな我儘でずるい考えでもって、遠巻きに見ていたけれど、 そのニーズを程よく満たしてくれるちょうど良さ。 ここ10年くらいの間にタイトルだけは聞いたことあるけど読まなかったあの本の反響やその後を手軽に知ることができたりも。
  • 2025年9月17日
    ベートーヴェン捏造
    ベートーヴェン捏造
    はじめは、筆致が軽く進むために、悪口がポンポン出てきて、 何もそんなに言わなくても…という気になった。 なんかウザそうなのはわからなくもないが、 実際に迷惑をかけられたわけでもない人をそんなに言わなくても。 中盤それを突き抜けて、確かにやべー奴だと思えてくる。 終盤更にそれを超えてきて、 なんかアマデウスみが出てくる。 持ち上げたか貶めたかの違いはあれど、 この執着はサリエリ的だと。 終曲、あとがき、解説が蛇足に思えた。 ある程度読者に委ねてくれてもいいようなことをも先に言われた感。
  • 2025年9月11日
    魯迅 「狂人日記」
    魯迅 「狂人日記」
    急に夢野久作の話をしますが、 夢野久作をあまり好きではないんです。 なせかというと、 夢野久作って、タイトルを見て、こちらが期待したものがでてこない。 こういうのじゃないんよな、なんだそんなもんか、 なんて感じに拍子抜けすることばかりで、読むのをやめました。 で、狂人日記なんだけど、 わしが夢野久作のタイトルを見た時に期待したものってこんな感じ。 って思いました。
  • 2025年9月11日
    故郷
    故郷
    推しが「その国を知りたければ、その国の国民文学を読め」と言ったので、 中国研究を志したわしは、まず魯迅から取り掛かることにしました。 チャーが「もぐら」と訳されていて寂しかった。 中学生の頃、国語と先生と 「チャーって何ですか?ギタリストですか?」 「ギタリストのチャーを知っているお前は中学生ではないな!?」 などとやりとりをしたことを覚えています。 法事で親戚に会ったりして、久しぶりに話をした時に、 その人の住む世界が物凄い田舎だったりした時に感じるアレ、を感じました。
  • 2025年8月31日
    国宝 下 花道篇
    自分に直接響く作品ではないけれど、 うちの家族に役者がいて、 舞台に立ちたくて立ちたくて仕方ない様子とか、 いざ舞台に立った時にとてつもなく輝くところとかをみてるから、 それとなんだか重なって、うち以外にもこういう人いるんだなあって思った。 確かにそうなんだよね、 舞台につながる何もかもが好きで好きで、 疲れることも苦悩することも、それすら嬉しそうにしてて。 人はアイデンティティをガッツリ掴んでしまうと、 こうなるんだなぁ。
  • 2025年8月31日
    店長がバカすぎて
    以前読もうとした時は、冒頭でなんとなく違う気がしてやめたんだけど、 最近部長がバカすぎて腹立ってるから思い出して読んでみたら、 出だしのダウナー部分を乗り越えたらすぐに、 語彙力と表現力を惜しげなく注ぎ込んだ毒舌の捲し立てが小気味良くて、そのままハマってしまった。 店長もバカなんだけど、ハタから見る分には愛すべきバカで、 主人公のイライラには共感できるけど、店長のことも嫌いになれないから、 嫌だった話を聞いてるのに、読んでて嫌にならなくて、この匙加減絶妙だ。 文芸書読みまくってる人と、自己啓発書読みまくってる人の、発する言葉を使い分けてキャラクターを立てていて、 こういうところ、流石作家だなぁって思った。 読み終わってないけど、続編あるみたいで嬉しい。
  • 2025年8月30日
    考えすぎない練習
    考えすぎない練習
    ぐるぐる思考そのものが苦しみなんだよと言う知見。 ポジティブなことを考えれば良い、とかじゃなく、 考え(thoughts)からその先(thinking)に進んだらもうその先は地獄だぜ!? ってことを実際にやって気付かせる。確かにそう。すげえ。 じゃあどうしたらいいのかをじっくり解説してくれているところです。 期待。
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