
くまこ
@iitenamoko
2025年8月21日

プルーストを読む生活
柿内正午
読んでる
「夏休み中は日記も書かなかったし本も読まなかった。そろそろ休みが終わるなあと本を開くと文字しかなくて、なんて面倒くさい娯楽なんだと一瞬思えて、その億劫さは久しぶりで面白かった。
本は読まなかったが、読んだといえば読んでいて、奥さんと一緒に奥さんが帰省の折に持ってきてくれた『日出処の天子』を一気読みして厩戸王子のかわいさにメロメロになった。なに、かわいい、王子……、と読み終えたその日は立ち直れないままでいた。」(p538-539)
確かに本は文字ばかりで面倒に思うときもある。でもその面倒を乗り越えるくらい楽しい。あと、王子は本当にかわいい。





