
くまこ
@iitenamoko
- 2025年11月25日
- 2025年11月25日
ホリー・ガーデン江國香織読み終わった初めて読んだのは15歳頃で、果歩と静枝の大人な姿に心底憧れた。それと同時に、中野くんと一緒にいる果歩の気持ちが全然分からなかった。大人になれば分かるかと思っていたけど、大人になっても分からなかったなぁ。 - 2025年11月25日
- 2025年11月22日
生活史の方法岸政彦読み終わった「ひとりの人間の、人生の語り。生い立ち、これまでの生きてきた道筋、いまの暮らしぶりについて語った、個人的で、ささやかな、しかし同時に、この世のすべての幸せや不幸、 喜びや苦悩、成功や失敗が語られる語り。こうした語り、あるいはそこで語られる個人の人生そのものを「生活史」といいます。」(p10) 読書をすると、自分ひとりでは想像できなかった他者への想像力がひろがると思っている。(そんな大層なつもりじゃなくて、ただの楽しみで読んでいるが) 生活史を知ることも、読書に似ている。 人が生きているというのは選択することで、そこには選んだ理由がある。ただ、私たちは、他者の行為に対して、あまりにも簡単に愚かな馬鹿げた選択だと捉えてしまう。そこには分断があるから。 しかしどんな人でも、話を聞いてみれば、その人なりの理由がある。 そういうことを頭の隅において生きていたい。 あと、たまにおもしろエッセンスがあって良い読み味。 「本格的に調査を始めた二〇世紀終わりから二一世紀初頭の頃はまだカセットテープというものが売っていて、小型のテープレコーダーで録音をしていました。室町時代の話です。」(p164) 室町時代! - 2025年11月20日
考察する若者たち三宅香帆読み終わった三宅さんの主張がずっと「みんな本を読もう!」なの良い。好き。 「考察」では正解を解くことで「報われる」。また「推し」も、理想へ到達すればファンが「報われる」のだ。(p60) 理想へ到達したとき、「推し」が報われるのは分かるが、ファンもまた報われるとは新しい視点だ。 子どものころからアイドルが好きで、彼ら彼女らにずっと「報われてほしい」と思ってきた。でもそれは、自分が報われたかっただけなのかもしれない。 「推し」がずっと掲げていた目標を達成したとき、ファンはあまりにも簡単に「〇〇の努力が報われてうれしい」と言っていないか。自分まで報われた気持ちになっていないか。 そんな主題とは違うことをぐるぐる考えている。 まあ何もしてない自分まで報われた快感を得ているのは事実だよなあ。 - 2025年11月18日
街とその不確かな壁(下)村上春樹読み終わった村上春樹は全部読んだことがあるけど、改めて刊行順に読み返した。最新刊まで読み終わったので達成感がある。 とにかく文章が好きだ。読んでいると心地良い。 次はエッセイだなあ。 - 2025年11月15日
- 2025年11月12日
- 2025年11月11日
Θの散歩富田ララフネ読み終わったそれで気づいたが、私は大江健三郎が小説に書くことはすべて本当のこととして受け取っているのだった。(p211) この小説に対して私も同じように思っていて、すべて本当に起こったことのようでもあり、すべて創作のようでもある。 日記と小説の違いって何だろう。書き手の意思でどちらにもなり得るのかもしれない。 - 2025年11月11日
- 2025年11月9日
- 2025年11月9日
- 2025年11月7日
- 2025年11月5日
TRANSIT68号 草原と砂漠に吹く風 モンゴルを旅するユーフォリアファクトリー気になる - 2025年11月1日
ジブリの教科書21 君たちはどう生きるかスタジオジブリ,文春文庫編集部読み終わった複数の人から、宮崎駿と並んで村上春樹の名前が出るのがおもしろい。 この2人と同時代に生きて作品を観られて、うれしい。 - 2025年10月31日
- 2025年10月30日
明日の恋人たちチョン・ヨンス,吉川凪買ったカバーの裏に金原ひとみさんの書評が載っている! カバーの裏に!金原ひとみが!! 金原ひとみにホイホイされて手にとり、数ページ読んでみたら好きな文章の感じがした。 - 2025年10月28日
- 2025年10月27日
- 2025年10月26日
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