
nogi
@mitsu_read
2025年8月21日

いつもの言葉を哲学する
古田徹也
読み終わった
これまでいろんな本を読むなかで、自分の使う言葉が自分を作るから、言葉には気をつけようと思ってきた。(できてるかは別として)
この本を読んで改めて、ふだんの言葉にこそ、なにげなく使う言葉にこそ、立ち止まってよくよく見つめる時間が必要だなと思った。
自分にしっくりくる言葉を自分で選んで使うこと、そうすることで、発した言葉に、責任の主体として自分が存在し得るし、言葉にちゃんと説得力が生まれて、相手に届く。それが社会をつくっていく。
最初から最後まで、言葉に対してとても誠実に書かれている本で、すごくよかった。
こないだ買って途中で積んでいる「誤解を招いたとしたら申し訳ない ︎︎政治の言葉/言葉の政治」に通じる部分もあったので、あれをそろそろまた読もうと思った。

