
ふんわり
@funwari
2025年8月22日

読書メモ
▽ 8月11日の昼すぎ。この日は仕事が早く終わり、まっすぐ帰宅するつもりだった。しかし退勤して天気アプリを確認すると、いつのまにか午後から暴風雨の予報になっていた。とりあえず、雨がひどくなる前に最寄りのスタバへ避難して、外が落ち着いてから家路につくことにした。そのときに読んだ本の傍線や書き込みをたよりにざっくりと読書メモを作っていく。(ほんとうはもっと迅速にまとめたい気持ちだった……)(ものぐさ)
pp.21-33
> だって、本を読むときの一種独特の窮屈感は、本という形態そのものが放つオーラによるところ、大だからである。 p.21
電子書籍の気に入った部分を印刷するというのは考えたことがある。結局ページを絞れなくて、面倒になり実行はしなかった。コピーなら書き込みとか、ふせんや資料を貼ったりが気楽にできそうでいいな〜
わたしは、書きものをするとき、綴じノートよりもシステム手帳やルーズリーフを使うことが自分に合っていると感じる。綴じられたノートへの緊張感は、著者が本を読むときの窮屈感と似ているかもしれない。
もしかして堅い本なんかは特に、リフィルに本の内容をコピーしたら読みやすいのではないか。試してみようかな。
> 本をばりっと破る心意気もないというのではあまりにも軟弱だ。 p.23
著者のこういう本気なのか迷ってしまう言い回しが好きだ。
まだ220円だった週刊少年ジャンプを買っていた頃、かなり軽率に引きちぎって読んでいたことを思い出した。兄弟でそれぞれ読みたい作品から同時に読めるし、気に入った話だけ保存してあとは捨ててしまえるから便利だった。ファッション雑誌なんかもページごとやぶり取って保存することがあったな。しかし文庫や新書でも、しっかりした(?)本を破いたり引きちぎるのはめちゃくちゃに抵抗がある。何故だろう……不思議だ。雑誌は「使うもの」で本は「所有するもの」だから、なんてふと思ったりした。ともあれ、わたしは今のところ当分は軟弱なままでいるつもりである。
> 本もね、長く積んでおくと、醱酵していい味がでるのよ、といったりもするぼくなのだ。 p.24
ぼくなのだ。かわいい🫰
まだ読んでいない本でも、自分が読みたくて選んだという時点でだいぶ自分の要素になっていると思う。積読本ってクリエイターのポートフォリオみたいだ。言い過ぎかしら。
p.29の犬本ちゃんかわいい! わたしはガシガシ書き込みや線引きはするけれど、ドッグイヤーはあまりしたくない派である。閉じた本が「まっすぐ」でなくなってしまうのが嫌なのかもしれない。本のどんなところが好き? と聞かれたら「平らなところです」と答えようかな。
> ぼんやりとした頭にかろうじて引っ掛かるようなことば、ないしは文章があれば、それで大収穫なのだ。 p.32
ハワイの海辺で読書をする人が多いなんて想像できなかったので、びっくりした。日光を浴びながらの読書は遠慮したいけれど、プールで体操をしながら読書をするのは楽しそう。機会があったら挑戦したい。もしも頭をぼんやりさせながら読書がしたくなったら、日焼けを避けるのならサウナがうってつけなのではないでしょうか。サウナは未経験なのでテキトウなことを言っております。
それにしても、あらゆる読書家たちは異口同音に「一冊のなかに一つでも得るものがあれば良し」と仰っている。一冊の本から一つしかとれない希少な部位があるのかもしれない🐟🍖






