ふじ
@mayu44bk
2025年8月23日

推し、燃ゆ
宇佐見りん
読み終わった
爪を切る描写の身を切る痛みが印象的
発達障害の言葉を出さないことで、主人公の目線のまま読めるし気がする
理解できる範疇のことで俯瞰的な目線が入ってない
主人公が見て感じだものがそのまま入ってくる感じ、体験できる感じ
ひとつひとつの描写が印象深い
からそれらが繋がってこない感覚もわかる気がする
日常生活は生きていくと勝手にそうなっていくもの
できないことを努力でやれるようになるのはどこまでが人間の能力なのかな
推しのことに発揮していることと同じ濃度で大事ではないことに発揮できないのはそらそう
でもできる
からこそ、なんでそんな簡単なことができないんだと周りは思う
理想を押し付けるから不幸、だけど押し付けずにはいられない
推しとの関係性もそう
隔たりがあるから安心して推せる気持ちもわかる
見返りを求めての推し方のイメージ以外分かってなかったけど
推し方の違いでまた違う物語があるんだろうな


