
くりこ
@kurikomone
2025年8月23日

まだ読んでる
第4章 「怠け者」列伝
印象に残ったこと
いわゆる「怠け者」として生きてきた人は全員男性しかおらず、(イエスやブッダ、太宰治、坂口安吾などなど、、)、女性で働かない人となると女王様、お姫様、愛人など、階級制と家父長制に支えられ賃労働が免除される。マジョリティは社会に貢献することを期待されているため、そこから外れてアウトサイダーとして生きるギャップが意味あるものと刻まれる(女性を含むマイノリティはそのギャップが存在しない)
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私は坂口恭平の生き方を尊敬しているのだけど、彼が、賃労働そっちのけで、畑したり、編み物したりと自分のオリジナルのタイムラインで生きていることは彼が、日本人/シス男性だから余計に賞賛されるのだろう。
特に彼が不倫をしているという発言(今はどうか知らないが)をしてもファンがつき続けることは、彼の何事にも縛られない振る舞いが「ギャップ」となり、より皆の支持を得られるのだと思う。女性がおんなじことしても、あそこまでの人気は出ないと思う。

