
ほんの 読みサプリ
@hanana
2025年8月23日

クスノキの女神
東野圭吾
小説
C0093
@ 図書館
クスノキの番人に続くシリーズ2作目の作品。
玲斗は、すっかりクスノキの番人の仕事に向き合うようになっていた。。
月郷神社に手づくりの詩集を置かせてほしいと、やってきた女子高校生・早川佑紀奈。
叔母の千舟に連れられて行った、認知症カフェで出会った少年・元哉。
二人には、それぞれに抱えているある事情があった。
繋がるはずのなかった二人は玲斗を介して出会い、物語は佑紀奈が、絵は元哉の担当し、絵本を作ることになり、変化していく二人の心が切なく温かいです。
元哉、佑紀奈の事情とは何なのか? クスノキが持つ不思議な力は、二人にどう作用するのか? その作用は周りの人間にも及んでいき…。そして玲斗は、佑紀奈と元哉にどのように関わる?
幸せとは何か、誰が決めることなのか、そう問いかけられているような気持ちになると思います。
佑紀奈と元哉の絵本は、「クスノキと少年」に繋がっていきます。
