ほんの 読みサプリ "クスノキの女神" 2025年8月23日

クスノキの女神
クスノキの番人に続くシリーズ2作目の作品。 玲斗は、すっかりクスノキの番人の仕事に向き合うようになっていた。。 月郷神社に手づくりの詩集を置かせてほしいと、やってきた女子高校生・早川佑紀奈。 叔母の千舟に連れられて行った、認知症カフェで出会った少年・元哉。 二人には、それぞれに抱えているある事情があった。 繋がるはずのなかった二人は玲斗を介して出会い、物語は佑紀奈が、絵は元哉の担当し、絵本を作ることになり、変化していく二人の心が切なく温かいです。 元哉、佑紀奈の事情とは何なのか? クスノキが持つ不思議な力は、二人にどう作用するのか? その作用は周りの人間にも及んでいき…。そして玲斗は、佑紀奈と元哉にどのように関わる? 幸せとは何か、誰が決めることなのか、そう問いかけられているような気持ちになると思います。 佑紀奈と元哉の絵本は、「クスノキと少年」に繋がっていきます。
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