クスノキの女神

20件の記録
- ほんの 読みサプリ@hanana2025年8月23日小説C0093@ 図書館クスノキの番人に続くシリーズ2作目の作品。 玲斗は、すっかりクスノキの番人の仕事に向き合うようになっていた。。 月郷神社に手づくりの詩集を置かせてほしいと、やってきた女子高校生・早川佑紀奈。 叔母の千舟に連れられて行った、認知症カフェで出会った少年・元哉。 二人には、それぞれに抱えているある事情があった。 繋がるはずのなかった二人は玲斗を介して出会い、物語は佑紀奈が、絵は元哉の担当し、絵本を作ることになり、変化していく二人の心が切なく温かいです。 元哉、佑紀奈の事情とは何なのか? クスノキが持つ不思議な力は、二人にどう作用するのか? その作用は周りの人間にも及んでいき…。そして玲斗は、佑紀奈と元哉にどのように関わる? 幸せとは何か、誰が決めることなのか、そう問いかけられているような気持ちになると思います。 佑紀奈と元哉の絵本は、「クスノキと少年」に繋がっていきます。
- コヌコ@conuco2025年8月3日読み終わったまじでおもしろい天才すぎ泣いた 前のクスノキは短編が繋がっとる感じで面白かったけど今回はひとつのストーリーで面白かった 千舟が主人公のこと忘れるのは、男の子が死んだ時より辛すぎた
- Aki@spica-spring-evening2025年7月5日読んでる読み終わった前作を何年か前に読んで、ぼんやりと主人公のことが好きになれないなと思いつつも読み易くてサラサラと読み切った覚えがあった。 続編を手に取って読み始めてみると、以前ほど主人公に対する嫌悪感がなかった。前作よりも成長した姿を見たからか、他人のために力を尽くす姿に尊敬すらした。 千舟の毅然とした姿にいつも憧れ、自分が将来彼女のようになれるかと言ったら自信もないけれど、彼女に憧れたという事実は大事なことなんじゃないかなと思った。憧れたこと、こうありたいと思ったこと、覚えて歳を重ねていきたい。
- アネモネ@ebi12022025年5月20日読み終わった読書日記「読んだら幸せになれる本なんだ」p312 他にも良いセリフがあるけど、最後のこの言葉が聞いてる身としては悲しく、嬉しい言葉でもありなんとも言えない気持ちになる。鳥肌がたつ終わり方だった。 クスノキの番人より好きな内容だった。