
より
@honeypie
2025年8月25日

罪と罰 上
ドストエフスキー,
工藤精一郎
読んでる
罪と罰、第一部読んだ。
ついにラスコーリニコフが老婆とその妹を手にかけましたよ!
殺人まで行かなくても誰しも後ろ暗いことをしたことがあると思うんですけど、後ろ暗いことをする時って絶対計画通りに行かなくて、斧を取ろうと思ってたところに人がいたり、妹が帰ってきたり、運悪く客人が来たり、その客人が妙に冴えてたり、何故かそういうことが起きるんですよね…謎の感情移入をしてしまった
読者的にはラスコーリニコフ!早く逃げて!!と思って焦ったいんだけど、2人も殺してパニックに陥ってる状態なわけだし
これは計画的犯罪に見えましたが、妹を殺したのは衝動でしかない。
ラスコーリニコフは金のないただの学生に見える。
極限まで貧乏になるとまともな思考すらできなくなっていって、なんかそれにプラスして「自分は特別」「ババアは殺して、金をみんなに分ける=いいこと」みたいな選民思想?みたいなのが前面に出ててやばい。自分を正当化している…?