
mikechatoran
@mikechatoran
2025年8月27日

涙の箱
きむふな,
ハン・ガン
読み終わった
海外文学
私もどちらかといえば泣き虫だけれど、涙を流せるというのはある意味幸せなことなんだなと思った。涙が流せない人は、ハン・ガンのことだから、筆舌に尽くしがたいできごとに遭遇したということなのだろう。涙が流せるというのは心が対処できたということなのかもしれない。そして、ハン・ガンの仕事は心では泣いているが涙が流せない人に、また涙が流せるようにすることなのかもしれない、この「おじさん」のように。




