
りんでん
@zkoto428
2025年8月27日

遠い太鼓 (講談社文庫)
村上春樹
読み終わった
1986年から1989年までの約3年間、著者がヨーロッパに住んでいた時の記録。このあと色々あったしインターネットが普及する前だ、どの国もきっと今は変わってしまったことだろうが、愛と愚痴と文句と悪口(事実?)がたっぷり綴られ、当時のギリシャもイタリアもとてもおもしろそうな国に映り、ずっと読んでいたかった(しかし私はどんなに魅力的でも絶対イタリア車は選ばないと決めた)。
もう自分はこの先長い旅行に出ることはまずないだろうが、あとがきにあるように、疲れてくたびれて初めて得られる知識や喜びを知るために旅に出たくなる。






