
はれのき・ちゅうた
@harenokichuta
2025年8月27日

アイデアのつくり方
ジェームス・W・ヤング,
今井茂雄,
竹内均
読み終わった
とにかく薄い本だ。
解説の冒頭が「そのあまりの薄さに驚いた私が、何度も『これで一冊の本になるの』と質問したので、出版社の人がすっかり恐縮してしまった」なのが好きだ。
本の帯にも「60分で読めるのに一生あなたを離さない本」と書かれている。流石に私は60分では読めなかった。
それでも読んで良かった本だった。
この本の主だった内容は「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」という原則と、アイデアが生まれる5つのステップである。
現代のアイデアを巡る種々の話に、この本は必ず繋がってくる。アイデアを生む力は、訓練で伸ばすことができるという内容にも希望を持つことが出来た。
薄くても、アイデアの本質を突きつけてくる一冊だった。