ありた "フェミニスト、ゲームやってる" 2025年8月29日

ありた
@ari_my
2025年8月29日
フェミニスト、ゲームやってる
仕事のための勉強として遊ぶこともあるけれど、わたしはゲームがとても好きでよく遊んでいる。ゲームをやっていて、ああ好きだなあ嬉しいなあとぼんやり感じていたポイントのいくつかを著者の近藤銀河さんが言葉にしていて、そうそう!と頷きつつ、先に言われて悔しい!みたいな気分にもなる。 ゲームはこの社会に生きる人がつくったもの。当然、社会性や政治性を帯びる。ゲームを楽しみながら外側にも目を向けて書かれたエッセイはとても興味深く、面白かった。 個々の作品に対する批評だけでなく、ゲームコミュニティやゲームの制作現場への批判や失望にも触れられる。だけど、だからといってゲームに対して抱く希望や大きな愛をすっぱりと捨てようという話にはならない。その葛藤が垣間見える気がして、愛おしさと、それでいいんだよなという安堵を感じた。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved